

ヨガスタジオでは、自分との対話に集中しているあまり周囲を気にせず、周囲からも気にされていません。
でも、もしそうであれば集団で一つのスタジオで練習する必要もないんじゃないか、と私も最初は思いました。ヨガって突き詰めて言えば個人プレーですので、ヨガマットさえあれば問題なく練習できますから。
ならばいったい何のためにみんなヨガスタジオに行くのでしょう。
ヨガの指導者に努力の方向性を正してもらうため
本や動画サイトからの情報が溢れていることで、ヨガは誰にでも取り組めるようになりました。
ヨガとの距離がグッと縮まったと思う反面、本当にこれで合っているのかな?と思うことも多く出てくると思います。
ヨガは正しい努力を積み重ねていないと、上達するどころか逆に身体を痛めてしまい、健康を損なってしまう可能性が高まります。

そんな時に、自分の頑張りや努力を正しい方向に向かわせてくれる指導者の存在は、ある程度ヨガに親しんでくると絶対に必要なものになってきます。
むしろ、いきなりヨガの指導者に正しい方向性を示してもらう方が上達するのは早いとも言えます。
動画サイトや本から得られる情報は、実際の指導の復習に使ったり、ポーズの解釈の幅を広げることに使うのが良いかもしれませんね。
ヨガの仲間や情報を手に入れるため
何でもそうですが、一人きりだとくじけてしまいそうになったり、本には載っていない情報が欲しかったり、恥ずかしくて今さら聞けないような疑問が出てくることもあると思います。
そんな時に、良い指導者や仲間に恵まれていれば、解決する糸口を見つけるのに役立ちます。
ヨガを学ぶ仲間というのは、人間性も素晴らしい人が多く、誰もあなたのことをバカにしたりしないでしょう。なぜなら、過去に自分も通ってきた道だからです。
誰にも相談できず、解決できずにモヤモヤしている時間があるなら、さっさと解決して共に高みを目指しましょう。

そのためには仲間の存在が不可欠です。
ただ、レッスンが始まれば自分との対話になりますから、先生以外は誰もあなたのことを気にしたり嘲笑ったりすることはありません。
このメリハリがありがたいですね。
ヨガを続けるためのモチベーションにするため
ある程度、定期的にヨガスタジオに通うことでモチベーションを保つのに役立ちます。
自宅で1人で練習するというのは、やるのもやめるのも自分次第なところがありますよね。
残業が続いたりなんとなく気分が乗らなかったりして、ヨガから徐々に足が遠のいてしまうことも、ヨガを続けていくとあるあるです。
でもそんなマンネリ状態の時にヨガスタジオに行って練習してみると、次第に気分が前向きになって、練習に対する熱意が再び高まってきます。

よほど練習を積み重ねたヨギー(ヨガの練習生)でなければ、あのヨガスタジオでの凛とした空気感や、深いシャバーサナ(屍のポーズ)を得るのは難しいものです。
どんなに自宅で練習していても、ヨガスタジオでの練習でなければ得られないものもあるのは確かですので、不定期でもいいのでスタジオに行ってみることをお勧めします。
ある程度期間が経てば、練習が自己流になってしまったり、せっかくできた他の練習生とのご縁も薄らいでしまいますからもったいないですよね。
まずは月に1回でもいいので自分のスケジュール帳に組み込んでみよう
わたし個人の意見ですが、ヨガスタジオでの練習というのは、たくさん行けば良いというものでもありません。
スタジオ通いそのものにに満足してしまいますので、試行錯誤したりヨガを習慣にしたり、日常生活の一部にすることが難しくなりますから、自宅での1人での練習も重視すべきです。
一方で、何もかも自己流になってしまうのは上達から遠ざかってしまうことにつながりますから、それを修正しつつ他の練習生や先生とのご縁を保ちたいところです。
月に1回くらいでもいいので、スタジオ通いを習慣にして、より良いヨガライフを歩んでもらいたいと思います。
Posted by Atsushi(@Atsushi_k0)