ヨガを続けることで見えてきた「ストレッチ」の新しい解釈とは

      2017/06/30

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私はヨガを始める前からライフワークとしてストレッチを継続していました。

特に股関節は180°開脚できるようになるのが目標ですのでコツコツと時間をみつけてはストレッチしてきました。

でもほとんど可動域は変化しませんでした。今でも劇的な変化はみられていません。むしろ逆に「硬くなったのかな?」と思うことも多々ありますし、オーバーストレッチで痛みが出てくることも多いです。

これはしばらくストレッチを休むことで解決します。痛みが解消されて可動域も元に戻ります。やみくもにストレッチしてもダメなんですよね。

ヨガの教えから読み取る「ストレッチ」の私なりの解釈とは

ストレッチを解釈するときに、私のように西洋医学を学んでいる人は解剖学や生理学的な観点から理解します。

「アクチン」「ミオシン」の滑走というような専門的な視点で筋をとらえ、それらを効率的に物理的に伸張するのが一般的でしょうか。

また、痛みがでるほどのストレッチは「オーバーストレッチ」となりやすいため避けましょうと一般的に言われています。

私はよくこうなりますが、痛いほど実施しているつもりはないのですが・・・。

ここで私がヨガを学んでいくうちにたどり着いた一つの結論というか仮説というか・・・ストレッチとはそもそも物理的に筋肉を伸張するものではないのではないか?という事実に到達します。

ストレッチは「リラックス状態への呼び水」

ヨガをしていると、ストレッチの効果としては説明ができないほど一瞬で筋肉が伸びて関節の可動域が増えるということを体験することがあります。

この時に意識していることはできるだけリラックスすることと、自分のどこの筋肉が伸ばされているのかということ。

つまり本当にターゲットの筋肉が脱力しているのかを内観しています。この状態で気づくのが痛みに備えて逆に力を入れているのだということです。

なのでこの力が入っている筋肉を脱力していくことだけを考えていると思います。実はここにヒントがあったのですね。

人間には自傷行為を避けるために防御的に力を入れて抵抗してしまう「防御収縮」というのがあります。

これは反射的に起こりますので、熱いお湯や針に触れて熱かったり痛かったりするときに無意識に手を引っ込めてしまう反応と同じで無意識のものです。

でもゆっくりとストレッチすることで痛みを生じさせずに行い、防御収縮を起こさないようにするのです。そして可能であれば不要な防御収縮を自覚し、脱力させるイメージで行います。

つまり筋肉の伸びる感触を感じることで伸ばしたい筋肉を明確に意識し、そこを脱力させるのが大切なのですね。

ストレッチが強すぎる人は内観する力が不十分なのでは?

ここで仮説になるのですが、私は物理的に伸ばさなければならないと思う気持ちが強いため伸びるだけ伸ばしてしまおうと、自分で伸ばせる限界まで伸ばしていました。

おそらくたくさん伸ばしたほうが効果は高いと思っている人は多いと思います。

逆に中途半端なストレッチではあまり効果がないばかりか、ストレッチされている感じがしないという人もいるでしょう。これを上記の理屈で解釈します。

筋肉は(当然ですが)強くストレッチすれば強烈な伸張感覚を感じます。弱くストレッチすれば弱い伸張感覚を感じるはずです。

でも弱い伸張感覚では伸びている感じがしないので、より強い刺激を求めて更に強くストレッチします。

ヨガを学んで自分自身に意識を向けると、自分の身体で意識できないほどの小さなストレッチというのは全身で行われているということに気がつきます。

ですが軽くストレッチしてもしっかりと筋肉は伸びているのだということに気がつくようになります。

自問自答しながらの仮説検証作業で実証したい

つまり私の考えるストレッチというのは、「伸ばしたい筋肉を[伸びてる感]を手がかりとして自覚するための呼び水」であるため、「比較的弱い伸張力でも伸びていることを自覚できるように自分の身体に向ける意識を研ぎすます」ということが大切なのではないかと思います。

弱いストレッチで本当に可動域の増大が図れるのかというのはすごく不安なところもありますが、そもそもこれを不安に思うこと自体がおかしいのかもしれません。

自分の身体を良くしようと行っているつもりが逆に自分を傷めているというお粗末な結果にならないためにもしばらく継続してみたいと思います。

 - ヨガ

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