ヨガを生活に生かすことの難しさ

ヨガを生活に生かすことの難しさ
ヨガマットと子ども

ヨガヨガマットの上だけのものではありません。

ヨガの練習の成果や学びが、日常生活に活かされていなければ、それは非常にもったいないことですよね。

でも、それが本当に難しいんです。頭では分かっているつもりですが、実践するとなると感情が先に出てしまうからです。

ヨガスタジオでは心の波は穏やか

不思議なもので、ヨガスタジオでの1時間あまりのクラスでは、心の波は穏やかです。

特にイライラすることもなく、普段のストレスから解放されて非常に心地いいです。

グル(師匠のこと)の話も素直に聞き入れられますし、他の受講生と体験や日常をシェアしあうこともすごく勉強になります。

まさにヨガスタジオは、普段の外界での日常から隔離された空間であり、マットの上は自分だけのかけがえのない聖域といったところでしょうか。

程よく疲れ、ほぐれた身体は言いようもないほど充実したエネルギーに満ちていて、帰宅する足取りも、スタジオに向かう足取りも軽やかです。

自宅では子どもを感情のままに怒ってしまう

一方で、家に帰ればちょっとしたことが気になります。もともとの私の性格によるものでしょうか。

我が子がわがままばかり言ってこちらの言うことに耳を貸そうとしなかったり、いきなりオモチャを床いっぱいにまき散らしたり。

妻の行動や言動にも場合によっては不快感を覚えてしまい、心の波は穏やかではありません。

仕事を終えて心身ともに疲れているというのもあるのでしょうけど、ダメだとわかっていてもついつい感情のままに強い言葉を投げつけてしまうこともあります。

反省しつつ意識の変革を目指して四苦八苦

大体の場合、夜中に一人でヨガの練習をしながら反省するわけです。

あそこであんなに強い言葉を使う必要はあったのか?

あの出来事は腹を立てるほどのことだったのか?

あれだけ怒っておいて、自分はどうなんだ?

反省すべき点はいつもたくさんあります。

マットの上でヨガの練習をしている時のように、心の波がいつも凪の状態であれば、どれほどいいだろうと思いながら翌朝を迎えるのです。

ヨガの最終的な目標の一つに、このような心の波が静まった状態があります。

マットの上(on the mat)だけでなく、日常生活(off the mat)においても穏やかでいたいものですね。

自分を変えられるのは自分だけ

その人を変えてあげられる、いわゆる「きっかけ」のようなものを他者に与えることはできても、それをきっかけに実際に変われるかどうかはその人次第です。

そしてそれは自分自身にも言えること。

常に自分を振り返り、さっきまでの自分よりももっと好きな自分になれるようにしたいです。

私の場合は、ヨガをきっかけにもっと心の波が穏やかな状態で日常生活を送れることが目標です。

少しずつマットの上の教えをマットの外に持ち出せるように、絶えず学びを求めていきたいと思います。

Posted by Atsushi(@Atsushi_k0

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