ヨガが生涯学習に向いているわけ

ヨガが生涯学習に向いているわけ

私はけっこう何でもやってみたいと思う方なので趣味がたくさんあります。

ただ、趣味や自分が生涯をかけて極めていきたいものが、思いっきり体力勝負の激しいスポーツなどであれば、寄る年波には勝てずにいずれできなくなってしまう可能性があります。

そんな私にとって、ヨガは生涯学習にうってつけの分野です。

  • いつでも、どこでも、ひとりでもできる
  • 人との繋がりができる
  • 必ずしも体力に依存しない
  • 学びきって極めるということがほとんどない

というのがその理由です。

いつでも、どこでも、ひとりでもできるのがヨガのいいところ

糖尿病の運動療法を指導するときに気をつけるべき大切な考え方に いつでも、どこでも、ひとりでも というのがあります。

ある運動を指導するときに、時間や場所を選ぶような種目であったり、一人ではできないような運動を指導しても継続することができないケースが多いからです。

ヨガの場合は、畳1枚程度のスペースがあれば屋内外を問わず行うことができますし、忙しい時間の合間に数分程度から日常生活の中で行うことができます。必ずしも1時間というようなまとまった時間を要するものではありません。

また、基本的にヨガというのは他人と競う性質のものではありませんので、ひとりで行えるというのも魅力です。

ヨガは人とのつながりができる

ヨガはひとりで行える と言いましたが、スタジオなど複数の人が集まる場所でレッスンを受ける人も多いとおもいます。

ヨガで得た気づきや学んだことをシェアするという視点で言えば、複数で行いながらディスカッションすることもヨガの醍醐味です。

別にレッスン中にワイワイおしゃべりしながらできるというものではありませんが、終わった後に他の受講者や友人、先生とコミュニケーションをはかって、他者との関わりを持つこともできます。

ヨガはサンスクリット語のyuji(結ぶ、つながる)からきています。本来のヨガはいろんな意味で「つながる」ことが醍醐味なのかもしれませんね。

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ヨガは必ずしも体力に依存しない

ヨガにもいろんな流派がありますし、決まりきった方法があるわけではありません。

ヨガの中でも呼吸や瞑想にフォーカスした流派や学び方というのもありますので、体力がないからとか、腰や膝に痛みがあるからとか、もう年だからとか言いながら諦める必要がないというのも、生涯学習に向いている理由の一つです。

ヨガというと華麗で難しいポーズが難なくできるところが終着点だと思われがちですが、呼吸とアサナ(ポーズ)と瞑想を通して、呼吸と身体と心を結びつけていくことが目的です。

難しいポーズが美しくできることにこだわるのではなく、自分の身体と対話して感じて、自分がイメージしている自分と現在の自分をすり合わせてくことがヨガの本質です。

そこには過度な筋力や体力は必要ありません。一生かけて求めていくものがそこにはあります。

ヨガの学びには終わりがない

これに魅力を感じるかどうかは個人の性格にもよるのかもしれませんが、ヨガの学びに終わりはありません。学べば学ぶほどヨガの奥深さに気づくことになるでしょうし、ヨガのアサナ(ポーズ)だってたくさんあります。

ここまでできればゴールだという明確なラインが設定されているわけではありませんし、インストラクターの先生だってどの人も発展途上の人ばかりなのです。

ゲームなんかだと、完全クリアという状態があるものもたくさんありますが、ヨガに関しては終わりのない学びが続いていきますので、生涯学習には向いていると思います。

デメリットがほとんどないヨガを生涯学習に!

私も約10年ほどヨガを行っていますが、これといってデメリットが思い浮かびません。

今から約4,500年前の古代インドで生まれた 心身の健康法 は、あらゆる時代の流れの中に廃れることなく今、強烈に脚光を浴びながら世界中で行われています。

私もまだまだ成長段階ですので、今後も生涯をかけて極めていきたいと思っています。みなさんもご一緒にいかがですか?

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