どんなに忙しくてもヨガの呼吸法くらいなら毎日練習できるよね

どんなに忙しくてもヨガの呼吸法くらいなら毎日練習できるよね

ヨガはスタジオでオシャレなウェアやヨガマットを使って行うだけのものではありません。

もちろんそれもいいので否定するつもりはさらさらないのですが、アサナ(ポーズ)だけではなくて、呼吸法や瞑想も大切なヨガの構成要素です。

忙しくてなかなか毎日は練習できないという人は、せめて呼吸法だけでも続けてみるのはいかがでしょうか?

眠る前に呼吸に意識を向ける「呼吸瞑想」のメリットとは

呼吸瞑想については以前にもご紹介しました。

参考:ヨガの基本である「呼吸瞑想」はまず最初にマスターすべきだぞ | 歳月庵

私が毎日行っていることとして、布団に入ってから眠りにつくまでの間、自分の呼吸を観察するということが挙げられ、これがまさに呼吸瞑想にあたります。

本来ならヨガの坐法で座って行うべきものなのかも知れませんが、あまり厳格に決めつけ過ぎなくてもいいかなーって思います。

眠る時に行うことにより、徐々に自然と呼吸が深くゆったりとした腹式呼吸になっていき、眠りに入りやすくなった印象があります。

入眠儀式としても最適ですね。

そもそもヨガの呼吸って身体や心にどんな風に効くの?

別にヨガの呼吸に限ったことではありませんが、呼吸の状態は身体や心のコンディションを変える力があります。

緊張した時には浅く速い呼吸になります。逆になんでもない時に浅く速い呼吸をわざと行ってみると、気持ちが高揚してきますね。

リラックスしていたり眠る前の状態の呼吸は、深くゆったりとした呼吸です。逆になんでもない時に深くゆったりとした呼吸をわざと行ってみると、気持ちがさらに落ち着きますね。

緊張した時に深呼吸をすることで気持ちを落ち着かせようとしたり、運動の後の速い呼吸を落ち着かせたいからと深呼吸してみたり。

実は我々は、自然と日常生活の中で心身のコンディショニングの一環として呼吸を取り入れています。

それを無意識にでも意識的にでも行えるのが呼吸に注目すべきポイントなんです。

どんなに疲れていても時間がなくてもやろうと思えば何かはできる

よく「時間がないからヨガなんてできない」っていう声を聞くことがあります。

派手なポーズを決めたり、ヨガマットを使って汗をかくことがヨガであるという固定観念にとらわれていると、確かに忙しい現代社会では時間の確保が難しいと感じることが多いのも事実でしょう。

ただ、ヨガはもっと奥深く、幅広い取り組み方があります。

寝る前の呼吸瞑想にしてみても、瞑想の要素を持ち気持ちを鎮めてリラックスさせてくれつつ、呼吸の質を高めることで睡眠の質を高める効果が期待できます。

そしてこの呼吸瞑想ですら、ヨガを構成するたった一部の要素でしかありません。

多彩で奥深いヨガの世界だからこそ、何をやったらいいのか分からなくなることもあると思いますが、まずは気軽に始められることから取り入れてみたらいいと思います。

その時には、基本的にどんなに忙しくても人間は毎日眠るのですから、布団に入ったついでに行えるこの呼吸瞑想は、導入として、または毎日のルーティンとしては最適なのではないでしょうか。

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