
私は約10年ほど前からヨガを学んでいます。
最初は気持ちいいとかリフレッシュできるといった効能に魅力を感じていましたが、徐々にヨガの哲学や思想に興味が出てきて、深く学ぶようになりました。
今になって考えると、もともと身体はそこそこ柔らかかったので、ヨガのポーズはほとんど一発でできていましたので、興味がそちらに移りやすかったように思います。
ただ、座学で学ぶヨガに没頭しすぎて、ヨガの持つ健康に関する効能を少し軽視していたように思います。

ヨガは単なる健康体操ではないが健康になるためにも非常に有効
ヨガとはインドで約5000年ほど前に誕生したものです。今でも世界中で親しまれていることを考えると、科学では解明できない魅力や効能があるからこそ廃れる事なく今に伝えられているのでしょう。
今ではどこにでもヨガのスタジオがあって、ヨガを楽しむインフラはすごく充実しているように思います。
ただ、本来のヨガを語るのであれば、単なる健康体操の一つではなくて、根本に流れる思想や哲学をないがしろにすることはできません。
ヨガとは先人たちの叡智が詰まったものですから、それを無視して美容や健康の面のみにフォーカスするのは本来のヨガの効能のほんの一部分しか得られていないということですからもったいないですよね。
と考えて、私はどちらかというとヨガの哲学や思想といった部分にフォーカスして学んできました。
逆にいうと、ある程度深くヨガを学ぶと、「美容や健康の面のみに取り憑かれてスタジオに通い、気分よくヨガを楽しんで家路につくというスタンス」に対して若干の批判的な見方をしてしまっていました。
ヨガのインストラクターって体調不良で休むことはほとんどないように思いますが、やはり健康面に関する恩恵もヨガの持つ立派な効能の一つなんですよね。

今の私はヨガを継続的に実践していると言えるのか?
もう一つ、自問したいこととして ヨガを継続的に実践しているのか という点が挙げられます。
ヨガとは別にポーズを練習することだけではありません。日々の生活を見直して、物の見方や捉え方がヨガの教えに即しているのであれば、ヨガを実践していると言えます。
逆にヨガマットの上の1時間の練習が、残りの23時間の生活に活かされていなければそれはヨガではないという声もあります。
それは柔軟性や筋力的なことを言っているのではなくて、生き方や考え方、捉え方なども含めてヨガなのだという教えのことを言っているのだと思うのですが、それだけを自分の勝手な解釈で鵜呑みにしていた自分に気がつきました。
私は毎日ヨガの教えを生活に生かしてきました。座学で学んだことを生活に取り入れて、怒りっぽい性格や日々の態度がかなり良い方向に改善しました。
ストレスを溜め込まなくなりましたし、寛容な性格になり、、、私はヨガをの教えを毎日実践しているのだから、毎日ヨガを実践していると言えると思っていました。
これはもちろんその通りであり、それでもいいのですが、今の私にはヨガの持つ健康面での恩恵が必要なんです。そのためには生き方や考え方だけでなく、身体的な練習も積極的に行う必要があります。
ヨガを始めて10年が経過した今、ヨガとの向き合い方をまたまた再考する必要性が出てきましたね。

毎日ヨガのポーズの練習を継続的に実践します
ヨガとは、アサナ(ポーズ)、呼吸法、瞑想 の3本柱で行いますので必ずしもポーズに限りませんが、とにかく自宅でも積極的にヨガの練習を行います。
今までも不定期ですが練習はしていました。それを毎日行えるように1日のタイムマネジメントをしっかりと行い、習慣化していこうと思います。
最近では妻や2歳の娘まで私のヨガの練習の真似事をするようになりました。家族に対しても良い影響を与えられたらいいですね。