

我が家ではお互いの実家の庭で、ビニールプールを膨らませて水を張り、娘を遊ばせるのが夏の楽しみとなっています。
今日はちょうど姪っ子も帰省していますから、二人で遊ばせることにしました。
去年も同じように二人で遊ばせましたが、まだ「楽しむ」というレベルではなく、うまく遊べなくて泣いてしまいましたので、今年こそはと気合を入れていましたが、義父だけがちょっと顔を曇らせました。
理由は 膨らませるのが大変だ ということです。
はりきって購入した大型ビニールプールが仇となった
子どもに思う存分遊ばせたいと思って購入したビニールプールでした。膨らませるのが大変だというのは容易に想像できましたから、膨らませるための器具も購入しました。
これで問題ないだろうと思っていましたが、実際のプールは我々の想像をはるかに超える大きさで、膨らませるのにめちゃくちゃ苦労しました。
購入したのはこちらのプールでした。
せっかく苦労して膨らませたのに、水に慣れていなかったのか分かりませんがほとんど遊ぶことなく、水に浸かってただ泣いているだけでした。
片付けるときも一苦労です。
もったいないけど大量の水を全部捨てて乾くまで干すのですが、干せる場所がありません。大きすぎです。
形もデコボコしていて、きれいに乾かすことが難しく、片付けるのにかなり苦労しました。
準備や片付けが大変で、子供達もあまり楽しんでくれなかったとなると、心が折れてしまいますよね。
子供が小さいうちは、プールが小さくても問題ないよ
前回の反省を踏まえ、今年は新しく100cmくらいの小さなプールを購入し直しました。
以前のプールは、義父が「今年はあれを膨らませるのは絶対に嫌だ!小さいやつを買ってあげるからそっちにしよう」と言ってきかなかったので、お言葉に甘えましたw
空気を入れるのも乾かすのも簡単で、水がそれほど大量には必要ありませんから経済的です。価格も安いので、もし傷んでも新しく買いなおすのが痛手にはなりません。
今年に入って、すでに娘は何度か遊ばせています。
最初は小さすぎて物足りないんじゃないかなーと思いましたが、いつもお風呂で遊んでいるおもちゃを入れてあげると、上手に一人遊びしたり、プールの外にいる私と上手に遊べていました。
サイズが小さいことで、逆に私も娘と距離を近くして遊ぶことができましたよ。
さっそく、姪っ子と二人で遊ばせてもみました。

特にサイズ的に不足しているわけではないようです。逆に距離が近くなりますからお互いにおもちゃで遊ぶ姿を見合って、楽しそうにしていました。

途中からは飽きてきたのか、プールの中と外に分かれて遊び始めました。こうなってくるとますます大きさなんて関係なくなってきますからね。
子どもにとってはプールは「泳ぐ」ところではない
大人がプールというと、泳ぐ というのをイメージしがちです。ですが子供は別に泳ぐわけではありません。
お風呂場で遊ぶことの延長で、水の中でチャプチャプとおもちゃで遊びながら涼を楽しむだけなのですから、水がたまっていれば問題ないようですね。
そもそも以前に買った大型プールだって、別に泳げるほどの広さと水深が確保されているわけではないですしね。
いざという時の安全管理や、一緒になって遊ぶ時のサイズ感、準備や片付け、メンテナンスのしやすさ、かかってくる水道代などを総合的に考えると、子供が1人〜2人くらいで遊ぶのであれば、これくらいのコンパクトさで十分なのだとわかりました。
プールで遊んだ後は、ご飯もしっかり食べるし、よくお昼寝してくれます。この時期だけ味わえるささやかな「非日常」を、気軽に手軽に子どもにプレゼントしてあげるのであれば、それほどサービス心を出して大きなプールにする必要性はなさそうですね。