幼稚園の運動会で実感する子どもの成長と競うことへの向き合い方

幼稚園の運動会は、大人にとっても子どもにとっても、一年の中で指折りの一大イベントです。

娘は年長さんで、3回ほど運動会を経験していますが、回を重ねるごとに成長が見られて嬉しく思います。

娘の中でも、競技に対する向き合い方が変化してきており、楽しい反面「競う」ということをどのように捉えているのか少々考えさせられる場面がありました。

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1番以外はダメなの?

まずは年少さんの時。

この時はまだ「競う」ということはあまり考えておらず、ただ先生がやれというからその通りにするっていう程度の認識でしょう。

1番になったら嬉しいとか、負けたから悔しいとかそういう概念はあまりないように思います。

それが年中さんになると、勝ったり負けたりすることによる周囲の反応に興味を示しはじめます。

勝って親や先生が喜ぶと「あぁ、勝つのがいいことなんだな」とか、そんな程度から勝ち負けの概念が作られていくように感じました。

そして今年は年長さん。

3位以内に入ると先生からメダルがもらえます。それがうらやましいようですね。

学習発表会の時にピアノが弾ける友達がいて、私も弾けるようになりたいとピアノを始めたくらいですから、やはり他人がうらやましいのでしょう。

でもそれなら3位以内でいいんじゃないかな?と思ったのですが、どうやら1位がいいみたいです。

でも一方で「〇〇ちゃん(自分)が6位とかだったらどうなるの?」とか、弱気な発言もみられました。

こんな時、我が家では親の対応が分かれました。

1番にこだわる親と、成長を重視する親

私が娘に伝えたのは、順位にこだわるのではなくて過去の自分より成長しているかどうかが大事だというような内容でした。

跳べなかった跳び箱が跳べたり、できなかった体操種目が綺麗にできることも大事な要素であるというような内容のことを、言葉を砕いて説明しました。

ただし、1番を目指して努力することも大切。手を抜かずに懸命に1位を狙って、それで結果が伴わなくてもお父さんは誇りに思うだろう、というようなことも付け加えました。

娘的には「どっちやねん!」って感じだったでしょうね(笑)。

もちろん、負けて悔しいと感じることも成長だと思いますが、そこまでは言いませんでした。

一方、妻は「勝ちたいなら勝ちたいと強く願いなさい。1番になっている自分をイメージしなさい。勝てると信じて疑わないこと。」というような内容のことを繰り返し言っていました。

夫婦でここまで正反対なのも面白いものですね。

別に妻の意見が間違っているとか正しいとか、そういうのは思いませんでした。両方の意見が正解だとすら思いました。

なので、そんな意見を聞いて娘がどういう対処をするのか、娘自身に選んでもらうようにしようと考えて、それ以上は言いませんでした。

そして当日はと言いますと・・・。

勝ちにこだわった娘の成長が見られて大満足

結果的には、やはり1位を目指して頑張っていたようでした。入園当初の弱気はどこかへ飛んで行ったようですね。

闘争心を奮い立たせて緊張感の中で奮闘しましたが、残念なことに「かけっこ」ではメダル圏外。

練習では常に1位だったクラス対抗の「大玉転がし」も、まさかの逆転負けで2位の結果でした。

これにはクラスの全員が意気消沈していましたね。

ただ、娘は「クラス対抗リレー」で2位で受けたバトンを1位でつなぐことができました。

つまり前のお友達を追い抜いて、一時的に1位の状態になれたのです。

娘はこれを後から何度もアピールしてくれていました。娘にとって一番価値のある瞬間になったようですね。

ダンスや組体操でも努力して練習したことが存分に発揮されていて、元気いっぱいで美しい演技でした。成長がしっかりと伝わりましたよ。

ビデオ撮影で必死だったので後から気がつきましたが、大玉転がしでも娘の奮闘が目立ちました。人数合わせで2回登場していたのですね。

お疲れ様でした。

子どものレベルに合わせて競うことと向き合わせたい

社会に出れば、大なり小なり「競い合う」という状況が訪れます。

そこでどんなスタンスで「競う」ということと向き合っていくのか、決めつけることはできませんが、私と妻のようにいろんな考え方があって、選べる状況だということが大切なのかなと思いました。

また、それを伝えるにしてもやはり適した段階というのがあります。

幼い子どもに伝えるからと言葉を選んだつもりでしたが、そんな問題ではなくて、その時々で娘なりに感じたり考えたりして勝負していくんですから、親はあまり出しゃばらないほうがいいんですかね。

ただ、6位じゃダメなの?って発言があったあたりから、周囲の期待に応えたいという想いも混ざっていたんだろうなと思いました。

今回は順位ではなくて、娘の頑張りの方を褒め称えたいと思います。

そして年齢を重ねるごとに成長して変化していく娘に対して、「競う」ということに限らず、その時々のレベルにふさわしいアドバイスが送れるように、こちらも親として成長していく必要性を感じました。

次は小学生。いったいどんな運動会をプレゼントしてくれるのか、今から楽しみで仕方ありませんね。

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