
代表的な風邪の予防法には、うがいや手洗いなどがありますが、日常的に風邪を予防するために行っていますか?
私は病院で勤務しているときはメチャクチャ気をつけていますが、それ以外の場面では意外とやっていません。
ちょっと風邪っぽくなってきて、焦ってうがいや手洗いに取り組んでも遅いというのはわかっているのですが、普段は健康であることに慣れすぎていて、気にしないことの方が多いというのが実情ではないかと思います。
普段からうがいや手洗いを習慣にするということはもちろんですが、妻から教わった 首にタオルを巻いて寝る というのが、ものすごく効果的だったので、ご紹介します。
「首」と名のつく部位は冷やさない方がいい!?
年配の方はよくご存知のようで、昔から「首と名のつく部位は冷やさない方がいい」と言われているようです。
パッと思いつくのは手首、足首、首のあたりでしょうか。ここらへんを冷やさないようにしっかりと覆ってから眠ると風邪を引きにくいというのです。
確かに、こういった部位というのは脈拍が触診でわかるくらいに血管が体表に出てきていますから、ここを冷やすと冷えた血液が全身を巡るような形になり、身体を冷やしやすいんでしょうね。
理屈的にはなんとなく理解しやすいのですが、最初にこれを妻に勧められたときは半信半疑でした。
我が家では「首にタオルやマフラーを巻いて寝るのは危険だからダメだ」という教えを受けて育ってきましたから、むしろ逆にやりたくありませんでした。
首にタオルを巻いて寝れば風邪の引き始めなら翌朝に治ることが多い
完全に風邪をひいてしまった場合でも首にタオルを巻くとなんとなく身体が楽になるような気がしますが、私が実践してみた感想としては、あまり治るという効果は期待できないような気がします。
逆に「風邪かな?」と感じた時(風邪の引き始め)には絶大な効果を発揮するような気がします。私はこれに加えて、同じく風邪の引き始めに効果を発揮する 葛根湯 や 麻黄湯 を併用しています。
これで、翌朝にはだいたい風邪を完全に引いてしまうのを食い止めることができたケースが多いです。
シンプルな方法ですが、手軽にできて効果的なのでぜひお試しいただきたいです。
首にタオルを巻いて寝ることの欠点は「すぐに外れる」こと
先述したように、首にタオルやマフラーを巻いて眠るというのは、場合によっては危険を伴うので、あくまでも自己責任でお願いします。
ただタオルの場合は、寝ているときに寝返りを何度も繰り返しますから、朝になると外れてしまっていることが多いです。なので首が絞まってしまう可能性はマフラーなどと比べると低い印象があります。
「首が絞まってしまう」という問題と「すぐに外れてしまう」という相反する問題をうまく解決できれば、風邪の予防方としてはかなり秀逸な方法ではないかと思います。
タオルの代わりに首にネックウォーマーを巻いて寝るのはどうだろう
そこで、ネックウォーマーや腹巻きのようなものを使用するという方法が思いつきます。これなら外れないし、首に巻きついて危険だということもないでしょう。
あるいは、ハイネックになっているものをパジャマ代わりに着用して眠るというのも良さそうですね。
これらのものは、日中の外出などでも寒い日には威力を発揮しますし、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツを楽しむ人であれば、当たり前に用意しているものだと思います。
私もスノーボードをやりますし、冬でもバイクに乗りますから当然のように持っています。ただ、これを寝る時に使ってみるという発想はありませんでした。
でも逆に妻は、なぜかネックウォーマーを寝る時に着用することに否定的なんですよね。おそらく外で使うものを家の中で着用して眠るというのがダメなんでしょうか。
今度、寝るとき専用のネックウォーマーを購入してみようと思います。
先人の知恵を現代風にアレンジした「首ネックウォーマー」は超オススメ
首にものが触れるのがダメだという人もいます。ハイネックのセーターやネックウォーマー、ネックレスやネクタイも嫌だという人もいます。
なので万人にできることではないのかもしれませんが、効果は体験済みなので全力でオススメできます。
「首タオル」を、現代に置き換えた「首ネックウォーマー」。
少なくともネックウォーマーは1つあれば、時と場合を選ばずにけっこう快適に過ごせるアイテムですので、持ってないという人はぜひ1つ手元に置いておいてはいかがでしょうか。
追記:
寒い時期の風邪の予防法はたくさんありますが、お手軽かつ簡単にできるもののうち、私が実際に行ってみて効果が高かったものを別の記事でご紹介しています。
参考:寒い時期に感染症を予防するために私が行なっている、簡単にできて効果が高かったものとは | 歳月庵
書いてあるのは誰が読んでも当たり前だと感じることばかりですが、実際に実践しているかと言われると必ずしもそうではありません。
習慣にしてしまえばそれほど苦になるものでもありませんので、ぜひ取り組んでみてくださいね。
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Posted by 愛媛ブロガー Atsushi(@Atsushi_k0)