人生は山あり谷ありっていうけど、楽あれば苦ありっていう意味じゃないの!?

   

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私は仕事柄、人生の大先輩でもあるご高齢な方々とお話しする機会が多いのですが、よく「人生は山あり谷ありなんだよねー」っておっしゃいます。

会話の流れからすると、怪我や病気で入院している不幸な状態を「谷あり」と表現しているんだと思うのですが、私は以前からこの表現に疑問を持っていました。

この言葉は、使い方によっては2通りの解釈ができると思うからです。

人生は山あり谷あり = 楽あれば苦ありの場合

これは、先述したご高齢の患者さんがおっしゃる意味そのもです。

人生というのは良い時もあれば悪い時もあるよ っていうことで、人生の浮き沈みをグラフで表した時などに、表される波形が山だったり谷だったりするっていうイメージでしょうか。

その人が不幸な状態であれば、「その不幸な状況は長く続くものではなく、いずれ終わっていくんだから頑張って」というような励ましのコメントにも使えます。

一方で、幸せいっぱいでちょっと舞い上がっている人に対しては「いつまでもそんなに良い状態が続いていくとも限らないんだから、気を引き締めて物事に当たりなさい」というような戒めとしても使えますね。

この場合「山あり谷あり」という言葉をよく似た言葉で言い換えるなら 楽あれば苦あり という言葉がふさわしいケースですね。

人生は山あり谷あり = 踏んだり蹴ったりの場合

上記の「人生は山あり谷あり = 楽あれば苦あり」のケースは、それはそれで正しい解釈の一つなのかもしれませんが、私は以前からこの解釈にちょっと違和感がありました。

なぜなら、この格言が人生を旅に例えているものなら、山を登ることも谷を下ることもかなり大変なことだからです。

私が生まれ育ったところが ど田舎 なのでそう感じるのかもしれませんが、愛媛県には西日本最高峰の石鎚山(1982m)があります。

以前に久々に登ってみましたが、これはメチャクチャ大変でしたよ。これを良い時期に例えるなんてどうかしています。

参考:歳月庵1周年記念として西日本最高峰の石鎚山(1982m)に登ってみた

逆に、谷も下っていく場合はメチャクチャ大変です。登る方はすぐに息切れしちゃうから大変なのはすぐにイメージできると思いますが、下りの方は息切れはあまりしない代わりに筋肉の疲労が激しくて、すぐに膝がガクガクしちゃいます。

つまりこの格言というのは 人生は大変なアクシデントの連続だよ = 踏んだり蹴ったりだよ っていう意味にも解釈できると思うのです。

踏んだり蹴ったりという表現がふさわしいかどうかはわかりません、、、 「波乱万丈」 とかの方がいいのかな?

ともかく、山を 良い時期 に例えるのがちょっと無理があるんじゃないかなーっていう感想を持っています。

山も谷も「自然が好きな人」にとっては苦痛ではない

ここまで書いておいて気がつきましたが、私はバイクでよくツーリングに出かけます。山へ行ったり、谷の方へ下ったりと自然の中を走り回るのが好きなのですが、その道中はやはり大変です。

バイクでも大変なのだから、歩いて旅する場合なんかだと、もっともっと大変なんでしょうね。

でも、山の頂上に行くと清々しくて晴れやかな気持ちになりますし、谷の底に行ってみると、そこには綺麗な水が流れていて、魚が泳いでいたりして自然を気持ちよく感じることができます。

つまり、解釈が違えば山も谷も 良い例えにも悪い例えにもなる んですね。

さすがに「人生は山あり谷あり」という言葉を「人生はいい景色の連続だよ」という意味で使う人はいないと思いますが、言葉って解釈が違えば意味が全然違ってくるなーって感じました。

結局、人生は平坦な道ばかりじゃないってこと

いずれの解釈でも共通しているのは、人生は平坦ではないということです。

人間ですから喜怒哀楽があって、それに伴って浮き沈みがある。

大なり小なりアクシデントにも見舞われますし、人生の絶頂も迎えるんですよね。

あなたが体験したそのアクシデントも、他人から見れば大したことないと感じるかもしれませんし、場合によってはラッキーなできごとと受け止めるかもしれません。

ちょうど谷を苦痛と捉えるか楽しみと捉えるか分かれるみたいに。

あるいは、谷は苦痛であることに変わりはないけど、苦痛こそ成長をもたらす起爆剤だとプラス思考に思える人もいるかもしれませんね。

結局、山だろうが谷だろうが、それをどう受け止めるかによって意味なんて変わってくるんだと思います。

現象は変わらず目の前にあったとしても、それをいい意味で捉えるか悪い意味で捉えるかというのはその人の脳の中で引き起こされる現象に過ぎないのですから。

この「人生は山あり谷あり」っていう言葉にいろんな解釈があるようにね。

Posted by 愛媛ブロガー Atsushi(@Atsushi_k0

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