同じ状況を目の当たりにして真逆のことを感じること

      2016/07/18

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病院で患者さんやそのご家族と接していると、同じものを見ているのに真逆のことを感じているんだと思うことがあります。

私も病院で13年余り勤務していますから慣れてしまっていて、当たり前に聞いていましたがこれってけっこう不思議なことなんじゃないかと思うんです。

同じ事実を目の当たりにしても出てくる言葉は人それぞれですが、どんな言葉であれプラスに向かう力に変えて欲しいと願っています。

「いずれ通る道だから」

怪我や病気の人を目の当たりにして、それが高齢な人であればこういうことを感じる人もいます。

ほとんどの人が高齢者と呼ばれる年齢まで長生きできる時代ですから、いずれは自分もこうなるんだからという諦めの気持ちと、邪険にせずにいたわってあげようという優しさが感じられる言葉です。

私は、できれば元気で長生きするという「健康寿命」を伸ばすように心がけてもらいたい気持ちが強いのですが、いつまでもというわけにはいかないのが現状です。

「こうならないように注意(準備)しよう

一方で、怪我や病気を持っている人を目の当たりにした時に出てくる感情で、先ほどとは真逆なのがこちらです。

反面教師として捉え、若いうちにしっかりと準備することで「健康寿命」を伸ばそうとする前向きな気持ちが感じられます。

一方で、こういう言葉を発するということは現在は健康なので、どちらかというと哀れみと、怪我や病気をしてしまうことに対する危機感が感じられます。

両方の感情のいいとこ取りが理想の考え

どちらも悪いということではありませんが、捉え方が両極端ですね。

なので両方のネガティブなところを切り取って、良いところをくっつけたような考え方が一番良いかなと思います。

つまり、いずれはこうなる可能性が高い状況に置かれるわけだから、怪我や病気で困らないように健康寿命を延ばす取り組みを今から始めようという具合です。

この心境を一言で言い表す適切な言葉は、私には思い浮かびませんが、すごく大切な考え方だと思います。

以前にこのような記事を書きました。

参考:東洋医学と西洋医学の違いから紐解く「自分の健康を他人任せにしない」生き方とは | 歳月庵

まさにこれに尽きるんじゃないかと思うんです。いずれは徐々に衰えていくことはすでにわかっている事実なのですから、それに対して今から準備するんです。

前述しましたが、同じ事実を目の当たりにしても感じることはそれぞれですし、それはそれでいいのですが、そこから考えを発展させていき、行き着く先が建設的な意見であれば、事態は前向きに進んでいくものですよね。

 - 医療と健康

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