
自転車通勤用にロードバイクを購入してからというもの、最低でも月に1回のペースでプチツーリングを実施しています。
メンバーは、自転車の達人である先輩と私の2人が基本ですが、できればたくさんの人に参加して欲しいんです。その方が楽しいから。
でもみんな家庭を持っていたり、仕事の前に走るとなると脚力に不安があるという理由から、なかなか参加者は増えることはありませんでした。
でも、ここにきて新しい仲間が増えそうです。我々初期メンバーとしては嬉しい限りです。ただ、参加するための条件が・・・。
新しいメンバーは超夜型のライフスタイル
フェイスブックとかみてても、夜に遠くまで釣りに行ったり、仕事開始の数時間前まで県外にいたりと、夜中にかなりアクティブに活動している後輩でした。
今回のツーリングはいつものように午前6時に集合して出発するというものでしたが、どうしてもその後輩がその時間に参加できそうにありませんでした。
なんでも奥さんから「朝の7時には家にいて欲しい」という指令がくだっていたようなんです。
普通の夫婦ってそんな指令が出るものなんでしょうか?
それはいいとして、せっかく自転車部に興味を持ってもらったし、参加してみたいという前向きな答えももらっていただけに、かなり残念な気持ちになりました。
ちょうどその日はプチツーリング決行を予定していた日の前日でした。仕事が終わって帰宅しようとした時に、その後輩が私たちに言いました。
「夜中の0時出発とかだったら全然オッケーなんですけどね・・・。」
・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・・!?
え?
その選択肢が飛び出した時に、私の頭の中には「そうか!その手があったか!」という驚きと、「待て待て、夜中の活動にめっぽう弱い私には絶対無理なんじゃあ・・・」という諦めが交錯していました。
普段からブログを書くために11時半くらいまでは起きていますが、眠すぎて辛いという日がほとんどですから、さすがに0時というのはちょっと・・・ねぇ。
そんな私の無言の反応を察してくれたのか、自転車の達人の先輩もその後輩の一言にすかさず反応してこう言ってくれました。
「俺も別に夜中の0時でも問題ないよ」
!?
なん・・・・だと。
センパイ、全然こっちのリアクションを察してなかった。
まさか・・・
あんたもかあぁぁぁぁぁぁ!!!
自転車部始まって以来のミッドナイトツーリング決行
はい。というわけで私に残された選択肢は二つしかありませんでした。
「YES!」か「はい!」のどちらかです。
かなり悩みましたが、よく考えてみるとこのミッドナイトツーリングは意外とメリットも大きいんですよ。
参考:ロードバイクで真夜中に走ることのメリットとデメリットとは
もちろんデメリットもありますが、せっかくの後輩の熱意を無駄にしないためにも、いつも以上に安全運転で決行するということで合意しました。
交通量が少ないから快適に走れた

さすがに愛媛県松山市とはいえ、夜中の0時ともなるとほとんど車が走ってないんですよね。
集合してからすぐに出発しましたが、車を気にせずにかなり快適に走れました。

いずれもクロスバイクでした。私だけロードバイク(一般的にはロードバイクの方がスピードが出やすい)ですから、弱音なんて言っていられません。
なんとしてでもついて行くつもりで走りましたよ。

しかし・・・速い!
この後輩も普段から身体を鍛えていますから、体力には自信があったようですが、それにしても速い。
自転車の達人の先輩も、普段は私のことを気遣ってかなりペースを抑えていたようで、この交通量が少なくて走りやすい状況と、後輩のハイペースに応えるようにグングンとばしていきます。
いやいや、これじゃあ帰りの体力が・・・。

いつもの道の駅に到着しました。前回は早朝に走り、50分くらいで到着した道のりを38分で走りました。
さすがに脚がパンパンでしたが、自転車の達人の先輩は、100万円以上する愛車のロードバイクで同じように夜中に走って、28分で到着したと言っていました。
バケモノだらけです。28分って、昼間に自動車で来るよりも速いんじゃあ・・・。
景色を楽しみながらのんびり走るという趣旨で始まったこの定期ツーリングですが、もしもみんな本気で走るということになれば、今後はちょっと辛いですね。

ただ、さすがに後輩にとってもハイペースだったようで、帰りはのんびり帰るということになりました。
倍以上の時間をかけながらゆっくりと走ります。
そりゃそうですよ。この二人はこの後で仕事に行くんですからね(私は休みでした)。
もし私も仕事だったら、脚の心配よりも寝不足の心配の方が重大です。
結局、解散したのは夜中の2時半くらいでした。
マンネリ化を予防するためのいい刺激となった
正直、寝不足以外の点ではメリットも多かったです。真っ暗なので景色はほとんど楽しめないのですが、それが走りに集中する結果となり、これだけのハイペースを生み出したのでしょう。
ロードバイカーたちが夜中に練習する理由がよく分かります。
私にとっても、自分の走り方をチェックするいい機会になりましたし、2人以上で走って、先頭を入れ替えてもらったりするとすごく楽に走れたり逆にきつくなったりしますので、いい勉強になりました。
先頭はペースをつくるので、基本的にしんどいですが、後ろからついていくとなると非常に楽なんです。
真ん中の人は、同じくついていくので楽なんですが、あまりのんびりしていると後ろの人が追い上げてきますからちょっと気をつかいます。
いい勉強になりました。
ミッドナイトランの定期開催が決まりそうで怖い
この日は本来なら職場の同僚がもう一人、参加する予定となっていましたが家庭の事情で来られませんでした。
人数が増えるのは楽しいからいいんですが、その同僚も夜中の開催だから行こうかと思っていたようです。
うーん、これだと私の「夜に弱い」という理由はあまり言えないです。
いずれにしても、安全に帰宅できたということが何よりなんですけどね。
自転車の達人の先輩も活き活きしていたし、まぁいいか。