ロードバイクで自転車通勤を始めて2ヶ月が経過して感じる危険性とは

ロードバイクで自転車通勤を始めて2ヶ月が経過して感じる危険性とは

自転車通勤用にロードバイクを購入してから、すでに2ヶ月が経過しました。

通勤やプチツーリングも板についてきて、ある程度は先輩たちにもついていけるようになりました。

以前に自転車通勤をロードバイクで行うことのメリット・デメリットをご紹介したのですが、その中でも特に最近になって感じるのが 事故を起こしそうになることが意外と多い ということです。

ロードバイクでの自転車通勤は特に事故を起こしやすい

本日、仕事を終えて帰宅しようと自転車を走らせ、出発してからわずか10分足らずの間に、2回ほど事故を起こしそうになりました。

1回目は出発してからわずか5分くらいでしたが、自動車がこちらを見ずに前進してきて、あやうく接触しそうになりました。

徐行程度のスピードだったので、接触してもそれほど大きな怪我にはならなかったと思いますが、相手は自動車ですから何が起こるかわかりません。

それも、こちらをいっさい見ていない(私の自転車は、横断歩道の上で、相手の自動車のほぼ真ん前を横切っているのに)という状況が信じられませんでしたが、これが現実です。

もう1つは、それからから5分ほど進んでいくとある高校生の自転車に追いつきました。

その自転車を追い抜こうと横に並びかけた瞬間に、いきなり自転車から飛びおりて急激にこちらに方向転換しました。

2m程度の幅の歩道でしたから、こちらも逃げ場がほとんどなくて、急ブレーキで難を逃れましたが、こちらがある程度その自転車に注意を向けていたからわずかな異変に気がついた、ということが一番の救いでした。

しかしその高校生も、まったく後ろを振り返るという素ぶりはみられず、いきなりヒュッとアクションを起こしましたから、正直ぶつかってしまったかと思いましたよ。

私は5月の初旬にバイクで走行中に自動車と交通事故を起こしました。

なので交通事故やアクシデントには非常に敏感になっており、ロードバイクであるにもかかわらずシティサイクル(ママチャリ)に抜かれるくらいのスローペースで走っています。

周囲の交通にも非常に気を配っており、少しでも危ないと思える時は面倒でも安全性を優先するようにしています。

そんな配慮をしていても、相手がこちらを全く見ていない という場合はもうどうしようもありません。

こちらがどれだけ配慮をしているかというのをどんなにアピールしていても、それだけでは事故に遭うことを避けられないのです。

「相手を信用しないこと」と「予想は常に最悪の事態を想定すること」

先ほど話題に出た、バイクと自動車の交通事故を起こしたケース。

これも、相手が停車してくれるだろうというお互いへの不確かな思い込みから起こった事故と言えます。

今回の事故を起こしかけたケースでも、「本来の道路交通法ではこうだから」とか、「注意していない相手が悪い」とか言ったところで、痛い目に遭うのはこちらです。場合によっては相手もですが。

こちらがいくら道路交通法を完璧に守っていたとしても、それだけでは不十分です。

道路交通法というのは、自分の身を守るための完璧なルール ではないからです。

いくらこちらが非の打ち所がないほどに法令を遵守していたとしても、相手が居眠りしていたりよそ見していることで追突されて事故を起こしてしまったとしたら、大怪我を負うのは自分です。

法律的に相手の方が悪いとか、そんなのは怪我がなくて命が無事だから言えるのです。死んじゃったら口すらきけなくなるんですよ。

いくら保険のお金が入ってきても、家族は悲しみに打ち震えるわけです。そうならないためにも、日頃から気をつけておく必要があります。

ひとつは 相手を信用しないこと です。

「ここで止まってくれるはずだ」とか「こちらを認識してくれているはずだ」というような、こちらの思い込みをただす必要があります。

そしてもうひとつは、予想は常に最悪の事態を想定する ということ。

これもほぼ同じことを意味しているのですが、たとえば横断歩道を自転車で横断している時に、ここで横断歩道を進んでいて、交差点に侵入しようとしているこの自動車は、本当にこちらを認識しているのかということを予想しないといけません。

もしこちらを認識していなかったら、このスピードで接触するわけだから大怪我になるだろうとか このスピードでこの角度でお互いが進んでくれば、確実に接触するから、少し止まってみようとかいう判断材料になると思います。

道路を走っている以上、完全に安全な場所なんてない ということを常に念頭に置いておく必要性があると思います。事故を起こしてからでは遅いですからね。

ロードバイクは特に交通事故に注意

自転車通勤をロードバイクで行い始めてはや2ヶ月が経過しました。なんとこれまでの短い期間に両手では数え切れないほどのヒヤリハット(ヒヤリとしたことやハッとしたこと。アクシデントの一歩手前の段階)を経験しました。

ロードバイクの場合は、特にスピードが出るので、事故を起こした時のダメージがかなり大きくなるということが予想されます。

また、ロードバイクって路面のデコボコの衝撃を和らげる機構がほとんどありませんから、非常に乗り心地が悪いです。

なので、歩道を嫌い、自動車やバイクと同じ車道を走ることが多くなります。これも危険を高めるため、運転には非常に神経を使います。

自転車で走っている以上、ロードバイク以外にも同じように交通事故を起こす可能性はあるのですが、もし事故を起こした時のダメージが計り知れないということと、事故に遭いやすいシチュエーションも多いということを念頭に置いておく必要性はあるだろうと思います。

私個人の感想としては、あれほどヒヤリとしたことがたくさんあったのに、今まで事故もなく自転車通勤ができているということに驚いています。

この先も大きな事故を起こすことなく快適に通勤できるように、気をつけたいものです。

コメント一覧

ありす

こんちには!自分は東京在住で毎日ではありませんが、私も自転車通勤して3ヶ月ほど経ちます!
自転車は7年前に購入したロードバイクでして、7年前の勤務先は片道5キロでしたが、半年続き、今年のコロナをきっかけに3月にまた自転車通勤を再開しましたが、いまの職場は片道12キロで坂道もあり、しんどいですが日に日にしんどさが軽減してきて、達成感がありつつも、やはり危険性を感じて躊躇しております。なるべくあまり速度出さずに周囲を見るようにしてますが、相手の予想外の行動が怖いですね。。
お互い気をつけながら楽しみましょう!

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Atsushi

ありす さん、コメントありがとうございます。

片道12kmはすごいですね。しかも日に日に疲労感が軽減しているとは。
ある程度は慣れもあるのでしょうけど、体力も向上しているのでしょうね。

確かにロードバイクでの通勤は魅力もたくさんありますが、同時に危険性も高いように感じます。
お互いに事故には気をつけたいですね。
私がロードバイクを購入したお店の店長さんに教えてもらったことですが、ロードバイクはスピードが出ることが魅力的なのではないということ。
ママチャリよりもハイスピードで走行できるのがいいんじゃなくて、ママチャリのスピードが格段に楽に出せること、それによってより遠くへ走っていけるというのが魅力なんだとか。
高校生が激チャリしながら通学しているのと同じくらいのスピードを、ロードバイクなら汗ひとつかかずに追い抜くことができるわけです。
本気で走れば原付バイク並みにスピードが出せますが、それだと通勤が快適じゃなくなるし、ツーリングも楽しくないですからね。

景色を楽しんだり、危険回避できる余力を残しつつ、ぜひ快適なツーキング(ツーリングのように通勤すること)を楽しんでくださいね(*´∀`*)

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