ほとんどの人が勘違いしている「背筋を伸ばしたいい姿勢」の本当の意味とは

猫背というのはある種の現代病とも言えます。

パソコンや携帯電話などをみる機会が多い人や読書家の人、運転を仕事にしている人など、猫背に悩んでいる人は少なくありません。

そうでなくても小学生、もしくはそれよりも前の段階で姿勢をよくしなさいと言われた経験があると思いますが、よい姿勢の代表格が胸を張るということ。

でもそれって、本当に正しい姿勢ですか?

多くの人が勘違いしている「背筋を伸ばす」ってどういうこと?

小学校や中学校では、体育の授業なんかでこの「背筋を伸ばす」という用語を使うことが多いですが、本当にあの姿勢が背筋を伸ばしている姿勢かと言われると、そうでないことの方が多いです。

体が前に丸まった姿勢を改善しようと、過剰に意識しすぎて後ろに反り返っていると、背筋がはたらきすぎて腹筋のちからがスカスカに抜けてしまうのでかえって腰によくないですよ。

そもそもそれは、背筋を伸ばした正しい姿勢ではありません。

言葉遊びのようにも聞こえるかもしれませんが、前屈(前に丸くなること)の反対は後屈(後ろに反り返ること)です。

背筋を伸ばした姿勢というのは 伸展 と言って、前屈や後屈の姿勢のように湾曲した姿勢をピンと伸ばすことを言います。ちょうどたるんでいるロープを引っ張るイメージでしょうか。

つまり本当にいい姿勢とは、背筋を意識した 後屈 ではなく、頭のてっぺんが上から糸か何かで吊られるように伸びあがる 伸展 です。

そうすることで腹筋と背筋がバランスよく活動して体幹の安定性を高めてくれるうえに、猫背を改善してくれます。

洋式のライフスタイルが猫背をつくっている!?

立っていても座っていても同じですが、ここでは座った姿勢に注目してみると、昔のライフスタイルには 背もたれ という概念があまりありません。

時代劇の茶店や居間などでも、背もたれに頼ってダラダラと座っている場面は、ほとんどありませんよね。

殿様の肘掛はあっても、背もたれのある椅子などほとんど出てきませんので。

日本人の生活が洋式のライフスタイルに変化する中では逆に、背もたれがない生活場面はほとんどないと言っていいほどになりました。

これだと必要な筋肉(腸腰筋など)が衰え、姿勢が崩れるだけでなく、せっかく頑張ってトレーニングやリハビリをしても、それ以外の時間で筋肉が怠けてしまうため思うように効果がでません。

デスクワークが多い場合など、机に向かってずっと仕事をしていると嫌でも猫背になります。

これを改善するためには、時間を確保して運動するよりも 普段の姿勢に気をつける 方が効果的です。

椅子であれば、ちょっと前の方に座って 背もたれに頼らない ようにするのが効果的です。

姿勢を良くしたいと思っている人や、最近肩こりとか腰痛がひどいと思っている人はぜひお試しくださいね。

Posted by 愛媛ブロガー Atsushi(@Atsushi_k0

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です