プロテインの飲み過ぎで蕁麻疹が出た私が今は問題なくプロテインを使えているその改善策って?

プロテインの飲み過ぎで蕁麻疹が出た私が今は問題なくプロテインを使えているその改善策って?

趣味で行っている筋トレの効果を最大限に発揮しようと、栄養面にも注目していますが、そうすると必ずと言っていいほど登場するのがプロテインです。

昔は本気でトレーニングをしている一部の人やプロのスポーツ選手が裏技的に使っているもので、一般の人は普通は使わないというような印象がありましたが、今では逆に使わないともったいないという風潮があります。

先日、このプロテインを飲用する事で蕁麻疹が出てしまったということをこのブログでも書きましたが、どうしても諦めきれなかったのでメーカーやプロテインのタイプを変更して再チャレンジしてみました。

結論として、今の所蕁麻疹はおろか、体調不良にもなっていません。快適に過ごせています。

「プロテインに含まれるトリプトファンが蕁麻疹を引き起こす」は本当か?

皮膚科の医師に言われたのが、プロテインに含まれる必須アミノ酸であるトリプトファンがごく稀に蕁麻疹を引き起こすということでした。

体力を消耗している状態だとそういうこともあるようなのですが、体調が復活したあとでも再発しました。

一時期は「私はプロテインを受け付けない体質になってしまったんだ」とも思いましたが、一方でどうしても納得できない事もありました。

トリプトファンはアミノ酸です。タンパク質は体内で分解されて ペプチド になり、それがさらに細かい単位に分解されて アミノ酸 となります。

ということは、普段の食事でちょっと多めにタンパク質を摂取しちゃうと蕁麻疹が出てくるという事になります。

もちろん、プロテインの過剰摂取と体力消耗状態などの悪条件が重なったということもあるのですが、今までそのメーカーのプロテインは使っていた事もありますし、その時はなんともなかったし、、、。

そもそも、トレーニング直後30分以内に飲むのがプロテインのゴールデンタイムなのですから、当然ですが プロテインを飲む時は常に体力消耗状態 です。

それで蕁麻疹が出たとしたらちょっとおかしいですね。

なので私は独自に仮説を立てました。

おそらく、トリプトファンによるものではなく、プロテインに含まれる添加物(味付けに使われているもの)によるものではないかと考えました。

理由は、今までそのメーカーのプロテインは使った事があったけど、ストロベリー味というのは新製品であり、使ったことがなかったということと、今までプロテインで蕁麻疹なんて出たことがなかったということ。

今回は全てにおいて前回とは違うプロテインで試してみました。

プロテインに再チャレンジしたときに意識した選び方とは

とにかく、すべてにおいて前回のプロテインとはガラリと変更しました。

プロテインのメーカーを変更した

まずはプロテインのメーカーを変更しました。

国産の有名なメーカーのプロテインはすべて試したことがありましたので、選択肢はある程度まで頭に浮かんでいましたが、その中でも一番長く使っていて、最初にプロテインを購入した思い出のあるものにしました。

これは別にどこのメーカーでも良かったのですが、なるべく良いイメージを持っておきたかったのです。

プロテインの味を変更した

おそらく、今回の蕁麻疹は味付けなどに使う添加物によるものではないかと考えました。

そもそもイチゴって食べ過ぎたら蕁麻疹などのアレルギー症状が出るらしいじゃないですか。

ストロベリー味から別の味のものに変更さえしておけば、メーカーを変える必要性はなかったのかもしれませんが、確実にプロテインがダメだという悪いイメージを払拭することを選びました。

今回はプロテインの中でもポピュラーなココア味を選びました。

タンパク質の種類を変更した

一言でタンパク質と言ってもいろいろあります。

一般的にはホエイプロテイン、カゼインプロテイン、ソイプロテインという3つに大別されます。

ホエイプロテインは吸収が早いタイプの動物性たんぱく質、カゼインプロテインは吸収がゆっくりの動物性たんぱく質、ソイプロテインは植物性タンパク質で吸収はゆっくりです。

蕁麻疹が出たのはホエイプロテインの製品でしたので、今回は植物性タンパク質であるソイプロテインを選びました。

一説によると、日本人はご先祖様から代々、農耕民族なのでソイプロテインが体質に合っているというふうにも言われています。

プロテインなんていうものは海外から入ってきたものです。狩猟民族を祖先に持つアメリカ人なら動物性たんぱく質を大量に摂取しても大丈夫なんでしょうけどね。

ソイプロテインは吸収がゆっくりであり、ダイエットをしている人や持久力系の競技者に向いているようなイメージですが、ホエイプロテインやカゼインプロテインを使って筋肉がなかなかつかなかった人が、ソイプロテインに変更した途端にモリモリ筋肥大し始めたなんていう人も多いようですね。

香料や甘味料はもちろん含まれています。これが体質に合うという保証はありませんので、小さいサイズのものを購入しました。

いきなり何kgも購入して、蕁麻疹が再発したら財布へのダメージが大きすぎますから。

プロテインは高級食材なんですからね。

香りはココア、、、それと大豆の匂いもあります。さすがソイプロテイン。

過去にソイプロテインもたくさん試したことがあるのですが、ホエイプロテインやカゼインプロテインとは違ってこの独特の香りが香料を使っても消しきれていないというのが特徴的です。

のどごしもザラザラしていて、ちょっとクセがあります。ホエイプロテインやカゼインプロテインとは違って飲みにくいですが、これは慣れでしょうね。

ソイプロテインを使い始めて数日が経過しても蕁麻疹は出てないよ

頻繁に服用することは内臓にもダメージが大きいと判断して、食事にタンパク質が少ないと感じた時や、極端にハードに筋肉を追い込んだときのみにプロテインを使うというルールにしましたので、まだ数回しか使っていません。

でも、蕁麻疹は全然出てきません。

前回のプロテインとはあらゆるものを変更しましたので、なぜ蕁麻疹が出なかったのかということは不明なのですが、これでプロテインを2度と使えないなんてことはないんだということが証明されました。

ソイプロテインは今までのホエイプロテインやカゼインプロテインと違って、やはり飲みにくいのですが、体調はいいように思います。

私の体質にはソイプロテインは合っているのかな?

もちろん過剰摂取はダメだということは念頭においていますが、ひとまず一安心です。

私の場合はこうやってメーカーや味、タンパク質の種類を変更することでひとまず大丈夫となりましたが、人によっては本当にトリプトファンによる深刻なアレルギー症状へと発展する可能性がありますので、私のマネをしてもダメなこともあると思います。

マネをするときは自己責任でお願いします。

しかし一方で、医師に「プロテインはダメだ」とか、「トリプトファンアレルギーですよ」とか言われたとしても、必ずしもそうとは限らないということもまた事実でしょう。

自分の体や健康のことなのですから、自分で健康状態など細かくチェックして、いろんな可能性を探っていくことは大切なことではないかと思いました。

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COMO

初めましてCOMOと申します。
私は昨年末から筋トレ開始し、ホエイプロテインを購入し飲み始めました。
ジムにはサウナがありサウナも本格的に入り始めましたが、脇腹やひざの裏、太ももがかゆい、最初はサウナによる発汗等の影響か、今年の冬は寒かったので寒暖差によるアレルギーと思っていましたが、赤い発疹が無数にできこれはもしやと思いネット検索から貴ブログにいきあたりました。早速ソイプロテインに変更し2ヶ月程度が経過しましたがかゆみ等は出ていません。私の場合、同じメーカーのホエイココア味で症状が出ましたので、乳製品による影響かなと思っております。ブログが大変参考になり、助かりました。ありがとうございます。それにしてもあのかゆみは二度と味わいたくないですね。

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Atsushi

COMOさん、コメントありがとうございます。
本当にあのかゆみは辛いですよね。味わったことのある人にしかわからないでしょうね。

いま現在、私もホエイプロテインを使用していて特に蕁麻疹症状はありません。おそらくストロベリー味の添加物が合わなかっただけなんだという結論になりました。今回のことで、いきなり大きなサイズのプロテインを購入すると、一見お得なようでも最終的に全部廃棄しないといけないような事態が想定されることがわかりました。健康的な身体を保つためのプロテインなのに、健康を害する結果になってしまっては本末転倒ですね。非常に良い経験になりました。

COMOさんも健康に気をつけてトレーニングを頑張ってくださいね(`・∀・´)ノ

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Narara

はじめまして。私もホエイプロテインを1年半飲み、ひどい蕁麻疹が出てこちらに行き着きました。ビーレジェンドの甘味料なしプレーンタイプだったのですが、妊娠中から糖質制限と高タンパクを始めました。

ニキビなどもピタリとなくなり、運動なしでも体が引き締まってきたので、プロテインの効果を感じ、食欲がない日もプロテインだけは頑張ってとっていました。

しかし、蕁麻疹が続きあの猛烈な痒みで夜中眠れなくなり、もしかして!とプロテインを止めたらピタリと薬なしで治りました。でもタンパク質を取らないのは気持ちも辛いし、、、と、アミノバイタルにしてみましたが、ソイプロテインも良さそうですね。少なめなものを購入してみます!また教えてください!

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Atsushi

Nararaさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。

蕁麻疹ですが、普段は別になんともなくても体調不良や寝不足、急激な体力消耗状態でも出る可能性があるようですね。

急に直射日光を長時間にわたって浴びたり、食欲がなくなったりというのもそれに含まれるようです。

私も体力が消耗していたり体調が優れない時こそ栄養をしっかり取るべきだろうと、積極的にプロテインを摂取していましたが、場合によってはそれが逆効果になってしまうのですね。

Nararaさんのアミノ酸というアイデアも良さそうですね。
私もそれは試したことがないので、良い結果が出ればまた吉報をお寄せくださいね(^ ^)

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Haru

はじめまして。
妻がホエイプロテインを飲んで日光過敏症になりかなりひどい状態でした。やめて落ち着いてきました。量の問題かと思い、少量で再開するとすぐに両手に痒みを伴う発疹水泡がでました。添加物の影響かと思い、glass fed のプレーン味のプロテインに変えましたがダメでした。今はアミノ酸を取ることにしました。藤川徳美先生の勧める高タンパクメガビタミンに共感してはじめました。そこではソイプロテインは甲状腺機能低下があると勧めていません。色々調べてここにたどり着きました。Atushiさんは添加物に対してのアレルギーだったと言う結論で、今は添加物なしのホエイプロテインを取れるようになったと言うことでしょうか?それとも添加物入りのホエイプロテインを飲めるようになったのですか?よろしければ教えて下さい。このまま妻がホエイプロテイン恐怖症になるのが怖いです。子供もアトピーで同じ症状何でなんとか解決したいと思っています。よろしくおねがいします。

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Atsushi

Haru さん、はじめまして。そしてコメントありがとうございます。

奥様やお子様はその後いかがですか?大変でしたね。
さて、ご質問をいただいた件ですが、こちらも科学的に検証したわけではありませんので、あくまでも経験に基づいた憶測でのお話になることを、まずはご容赦ください。

添加物につきましては、今回蕁麻疹が出た「ストロベリー味」のプロテインに含まれる何かしらの特定の添加物に反応したのではないかと思います。
ソイプロテインでは大丈夫でしたし、ホエイプロテインでも他の味やメーカーものであれば大丈夫でした。それらにも当然ですが添加物は含まれていますよね。
蕁麻疹が改善してからストロベリー味のプロテインに再度、挑戦することはしていません。
健康を害することを恐れて、後輩に譲りました。その後輩は何ともないとのことでした。

そして、同じく健康を害することを恐れて、以前のようにプロテインを継続して使用すること自体をやめており、ソイプロテインも現在は使用しておりません。
ある特定のサプリメントの継続した服用は、それが何であれ「特定の栄養素の過剰摂取」により特定の臓器に負担をかける結果となり、健康を害する恐れがあるのではないかと言う「健康食品管理士」の友人からのアドバイスもありましたので。

Haru さんは健康食品や医学的な情報への感度が高い方であるとお見受けいたしました。
しかし私の恩師である某大学教授によりますと、「この世の中において科学的に証明されている事柄というのは全ての事象のわずか1〜2割でしかなく、科学的根拠に基づいて取捨選択しながら生きていくには分からないことが多すぎる状態にある」とのことでした。

アミノ酸であれば大丈夫なようでしたらプロテインにこだわらずにアミノ酸を使用されるのも一つの手だと思いますが、過剰に特定の栄養素に頼るという状態そのものが健康を害する可能性もあるということをご理解いただき、適切な使用を念頭に置いておくことも必要かと存じます。

そもそも私がプロテインを使用していたのは筋トレの効果を最大化するために、タンパク質を補う目的でした。いわば「健康な肉体をつくるための手段のひとつ」という状態でした。
将来有望なアスリートでもなく、ボディビルダーやダイエット目的の体型であったというよりも、えんぴつのようなガリガリ体型というコンプレックスを解消するためにプロテインでムキムキになるのが目的というくらいのものでした。

今はありのままの生まれ持った体型を尊重し、健康的にバランスの良い食事を摂り、適度な運動(ヨガのインストラクターを目指しています)をしており、健康に関しての悩みは今のところ全くありません。筋肉も(プロテイン使用時と比較しても)増えてきたように思います。

そうなると、別にプロテインに頼らなくてもよかったなーと今となっては思っています。

駄文長文を失礼しました。
結論としては、添加物全般に対してのアレルギーではなく、特定の添加物に反応した可能性があるということで、他のプロテインは添加物の有無に関わらず特に問題なく使用できました。ただし「添加物」と呼ばれるものは基本的に何かしらの健康を害する恐れがあるものという認識ですので、可能な限り人体に取り入れない方が良いものであるというのも事実であると思われます。

以上、参考にしていただき、ご家族が健やかに過ごされますことをお祈り申し上げます。

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