プリズナートレーニング「実践!!!スピード&瞬発力編」はまるで雲を掴むような難易度の高さで愕然としたぞ

プリズナートレーニング「実践!!!スピード&瞬発力編」はまるで雲を掴むような難易度の高さで愕然としたぞ

ついに完結編となるプリズナートレーニング「実践!!!スピード&瞬発力編」がリリースされました。

結論から言って、内容はトップアスリートが扱うようなレベルであり、健康増進を目的に扱うようなレベルではありません。

ただ、自重トレーニングのみでこのレベルを目指すということが現実に可能なのではないかという可能性を感じることができる内容となっています。

筋力だけでは不十分!?瞬発力とスピードで使える身体に

自重トレーニングだけで望むような身体機能が手に入るかもしれない。

最初にリリースされたプリズナートレーニング(以降は1巻と呼びます)では、自重のみで鍛える方法を理解しました。

ただ、日常生活やスポーツの場面では筋肉をただ鍛えるだけでは機能的には動けないし、身体の健康は守れないと言わんばかりに、超絶!!グリップ&関節編(以降は2巻と呼びます)がリリースされたのは記憶に新しいところです。

そして今回の 実践!!!スピード&瞬発力編(以降は3巻と呼びます)で締めくくられて、自重トレーニングの可能性が余すところなく伝えられています。

空前の筋トレブームが到来している現代で、鍛える目的が魅せる身体であるならば、あるいはただ筋肉が欲しいだけならば1巻だけでも良さそうですが、2巻や3巻がその内容を補うためのものだということですね。

ジャンプやプッシュアップは実際に取り入れられそう

内容は非常にトリッキーでアクロバティックなものが多く掲載されています。

ジャンプ系やプッシュアップ系は比較的現実味があり、取り組んでみようかと思わせる内容でしたが、私のように夜中にリビングでコソコソとトレーニングしている人からすれば、確実に家族が目を覚ますレベルですね。

飛んだら跳ねたり。。。

瞬発力やスピードを高めるわけですから当然と言えば当然でしょうけど、これはさすがに場所を選びそうです。

キックアップやフロントフリップ、バックフリップは場所を選ぶし難易度も高め

キックアップはさらにドスドスと音や衝撃が避けられない内容です。

フロントフリップ(要するに前方宙返り)やバックフリップ(要するにバク転)は、誰もが憧れる内容ですし、特別な器具を用いずに自重だけで・・・。

・・・できるのかもしれませんが、これはさすがに怪我の予防のためにもちゃんとした環境でやるべきなんじゃないでしょうか。本にもそう書いてますしね。

自重トレーニングだけで到達する目標としてのこだわりからすればある意味ではアリかもしれませんが、私の周りには流石にこんなトレーニングを行う環境はありませんから無理ですね。

でもこれが自重トレーニングだけでも到達できる可能性のある高みの一つの形なのですね。

夢のマッスルアップは可能か

マッスルアップは、鉄棒を使います。懸垂(プルアップ)は1巻でも登場しましたね。

自重のみを使うって書いてるのに鉄棒が必要なんかい!と小さくツッコミましたが、1巻でのトレーニングに着手している人にとっては、もしかしたら取り組みやすいのかもしれません。

ただ、自宅のドアなどに取り付ける簡易のバーなんかだとマッスルアップは無理でしょう。

かといって、ぶら下がれるしっかりした環境がある人や、近くに公園があるから取り組みやすいといった人でも、さすがにマッスルアップは一筋縄ではいかないでしょう。

私のように1巻をコツコツとやってる人からすれば、難易度は圧倒的に上がります。1巻でようやく後半のステップに到達してゴールが見えてきたところにいきなりさらに上を提示されたような、突き放されたような感覚です。

「簡単に極めたとか言わせねえぞ!」というような挑発的な内容となっていますね。なかなかのものです。

今回のプリズナートレーニング最終巻は場所と難易度がネックとなるかも

公園

大まかに内容にも触れてご紹介しましたが、3巻ではベースとなる筋力がある程度身についている上で、神経伝導系をターゲットとしている印象でした。

自重を用いて身体機能を高めていくならこの本に書かれていることが達成できれば、ゴールと言ってもいいのかもしれない。

それくらい自重にこだわったトレーニング内容になっているとも感じました。

ただ、あくまで上級者向けであり、目的とするレベルが「健康的に長生きしたい」というレベルであれば、必ずしも取り入れなければならない内容ではないと思います。

そういう意味では、あくまで1巻に書かれている内容をコツコツと続けていくことでも十分に達成される目標だってあるわけです。

より高みを目指す人に向けて、「こんな方法もあるよ」と向かうべき方向性や、その高みへ到達するための道標となってくれているのが2巻であったり、この最終巻ではないかと思いました。

一度は目を通して、自重トレーニングだけでここまで行ける(可能性がある)ということを理解して、自重トレーニングの持つ可能性に触れてみるのもいいかもしれませんね。

【お知らせ】私がプリズナートレーニングに出会ってから2年以上の取り組みで感じたことや体感した気づきをまとめた記事を書きました↓

参考:プリズナートレーニングを実践して得た効果や実感したことや気づきのまとめ

よろしかったら読んでみてくださいね。

ちなみに、当ブログの関連記事のなかでは開始して1年が経過した時点で気づきをまとめた記事が一番読まれています。

ぜひ参考にしてみてください。

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