
幼稚園(娘)や保育園(息子)がお休みの時は、面倒を見るために仕事を休んで1日付き合うことがあります。
子供にとっても普段とは違って、父親もしくは母親を独占できる絶好の機会ですから、子どもの望むような特別な時間を共に過ごしてあげたいと思っています。
でもだいたい決まって「公園に行きたい」という答えが返ってきますけどね。
いつもの公園もマンツーマンだと特別な時間になる
公園は普段から行っていますから、別にいまそれを選ばなくても良さそうなものですが、子どもは本当に公園が好きです。
私も普段から自動車で行ける公園や歩いて行ける公園などはリサーチしていますので、今日はお気に入りの遊具がある、広くて芝生のある公園に行くことにしました。
朝の8時は、平日ということもあってほとんど誰もいません。朝露で遊具が濡れていますから満足に遊ぶことはできませんが、それでも子どもはウキウキです。
2人の子供を同時に相手にすると、どうしても愛情が分割されてしまいますし、どちらかというと手のかかる下の子にかまってあげる時間が増えますから、上の子は不満を感じているのでしょう。
今日はお父さんを好きにしていいからね(*´∀`*)
どんなに寒くても、眠いくらいの時間帯でも、公園にはそれらを吹き飛ばす魅力があるんですね。
途中からもう一人の子もお迎えに行って、二人で次の公園へ。
公園のハシゴなんて、子供たちにとっては夢のような時間のようですよ。
移動の車の中で少し眠そうでしたが、公園に到着すると完全に目が覚めて元気に遊び始めました。
わたし的には、筋トレにちょうど良さそうな鉄があるのでややもどかしいですが、子どもたちファーストで遊びまくりましたよ。
子どもたちの願いは、大人から見れば本当にささやかなもの
どうしても、子どもには特別な体験をたくさんさせてあげたいと思うのが親心です。
有名な遊園地やテーマパークに行ったり、普段は行けないようなところへ旅行したり。
それもまた子どもたちにとっては楽しい時間になるとは思いますが、我が子たちはそれだとあんまり良い反応を示しませんでした。
まだ幼すぎるということもあるのでしょうけどね。
私が思うに、子どもたちが親と密に向き合って接するには旅行やテーマパークは不向きです。どうしても人の波をかき分けてアトラクションに並んだり、自動車にずっと乗って顔がしっかり見えなかったり。
公共の交通機関でも、力いっぱい叫んだり走り回ると親に怒られたりしますよね。なので疲れるだけで、大人が思っているほど子どもは楽しくないんじゃないかなーと思うんです。
それよりも、子どもと一緒に公園でどんぐりを拾ったり、自転車に乗れなくて悔し泣きしている子どもを近くで見守ったり、できなかった高難度の遊具を攻略した喜びを分かち合ったり。
そういった距離の近いスキンシップをとり、同じ目線で楽しむことができる公園は、やはり子どもたちのリクエストでナンバーワンになって当然なんじゃないでしょうか。
子どもたちが喜ぶだろうと大金を投入して購入したおもちゃより、公園のどんぐりや散歩の途中で拾ったただの落ち葉や石ころの方が子どもたちにとっては何倍も価値のあるものなんですね。
いま一度、親である私自身が我が身を振り返り、本当に子どもたちのことをわかっているのかというのを考えさせられる貴重な機会をもらいました。
Posted by 愛媛ブロガー Atsushi(@Atsushi_k0)