夏休みの自由研究キットというのは何の研究になるのか

夏休みの自由研究というのは、昔も今も頭を悩ませる大きな課題です。

私が幼い頃には、何だかよくわからない工作とかで難を逃れた記憶しかありませんが、今では自由研究キットのようなものが販売されていますよね。

”これを説明書通りに作ればこんなものができます。しかも自由研究に最適です”というようなうたい文句ですが、これが昔からよくわからない。

今回、娘が希望したものを購入して、説明書通りに作成してみましたが、結果的に娘にとってどんな成長があったのでしょうか。

説明書のとおりに作ったことで何か得られたのか

学校から購入希望の用紙が配布されました。

娘の希望と金額的なものから、何だかよくわからないけど派手ですごそうなものを購入していました。

で本日、頑張って作ってみました。

クラゲとかクリオネのようなものが作れるということのようです。

私も手伝いましたので、それなりのものができました。

で、それはそれでいいのですが、小学2年生が作るにはすこし難易度が高すぎるように思いました。

使用されている材料もなんだか難しく、なぜAとBを混ぜるとゲル状に固まるのかというのも、大人の私にも理屈がわかりません。

当然ですが、子どもにわかるはずもなく、ただ手順通りに作っただけという状況です。

完成したものをみても、綺麗だという意外に何か得るものがあるわけでもなく、制作段階で何か発見があるわけでもない。

これって、研究と言えるんでしょうか。

来年からは親も本気で考えるからこのようなキットに頼るのはやめようと思う

子どもと一緒に夏休みを過ごしていると、気づくことがたくさんあります。

たとえば、我が子の場合は図書館で借りてきた本の中で、毎日読みたいほどのお気に入りの1冊の本に出会ったようです。

ならば、その本を読み込んで読書感想文を書けばいいと思うのです。

たいして興味もない課題図書で無理やり書くよりも、よほど充実した文章が書ける気がしています。

自由研究も同じで、何気ない日常のなかには子どもが発する「なに?なんで?」が隠れています。

そういった疑問を突き詰めて一定の結論を導き出すのが研究で、そのお題が自由に決められるから”自由研究”なんじゃないかなって思うのです。

もちろん、子どもですから自分が発する疑問に気づけないことも多いと思うので、それをフィードバックしてお題を決めるお手伝いさえしてあげられれば、本人も興味を持って取り組めると思います。

夏休みが始まって10日あまりの時間の中でも、いくつかの「なに?なんで?」が見つかっています。

いくつかのお試し体験教室のようなイベントのなかでも、プログラミングのように特に興味があると思われる分野もあります。

そちらで作品をつくる過程で得られた気づきをまとめた方が楽しいのになと思います。

自由研究がないときでもしっかりと我が子と向き合う習慣をつけたい

ともあれ、作品はできあがったのですから、これがなんで固まるのかとか、何とかして疑問を自覚させ、難易度が高いようでも研究に結びつけていこうと思います。

単純に計算問題を解いたり、文章の登場人物の心情を読み取るというような国語・算数の宿題とは違って、自由度がありすぎるために難しく、苦手意識を持っている人も多いとおもわれる自由研究。

でも、本来ならわからないことがわかるというのは嬉しいことです。

夏休みだから、自由研究があるからとそのとき限りで向き合うのではなく、普段から子どもの興味や疑問を読み取り、しっかりと応えてあげる準備はしておきたいと思いました。

特に夏休みはその時間がたくさん確保できるチャンスだと思います。

普段からしっかり準備しておけば、たとえ遠くに旅行に行けなくたって、実りある夏休みになると思うのです。

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