田舎の稲作農家とは草刈りばかりの毎日だ【百姓日記】

      2017/07/08

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私の住んでいる地域は稲作農家を営む人が多い地域です。しかし少子高齢化の影響で後継者がおらず、我が家も例外ではありません。

祖父が他界してから父が兼業で営んでいますが、いくら若い(50歳代)とはいえ、一人や二人の力で何とかなる問題ではありません。

幸い私の兄弟は私を含めて4人いますし、それぞれにパートナーもいます。可能な限り協力しようと毎年手伝える人は率先して手伝うという暗黙のルールがあります。

もちろんイヤイヤやっている人は一人もいません。

前回の記事はこちら:稲作農業を営む私の実家はゴールデンウィークから本格始動 | 歳月庵

稲作農業は4月からすでに始まっている

実際、梅の木や樒(しきみ)の木など、いろんなものを育てているので農業のオフシーズンというのはほとんどありませんが、稲作に限って言えば我が家は「コシヒカリ」という極早生の品種を育てていますので4月から活動は開始しています。

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私のために草刈り機を新調してくれました。働かないわけにはいきません。

まずは伸び放題に伸びた草を刈っていきます。平地の方では「除草剤」を使うこともできますが、山間の棚田ではそうはいきません。

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基本的に除草剤というのは草の根っこまで枯らせてしまうものです。

棚田は石を積み上げてできており、草の根っこなどが絡まっているからなかなか崩れないのです。これで根っこから草を枯らせてしまうとあっという間に崩れてしまいます。

なのですぐにまた草が生えてくることを覚悟の上で「刈る」という行動しか選択肢がとれないようになっています。

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ガンガン刈っていきます。1週間後にまた訪れると早くも草がまた生え始めていました。雑草魂を見せつけられました。

今後、梅雨の季節を過ぎると草がまたものすごい勢いで生えてきます。田舎の百姓というのは草を刈ることから逃れられないのです。とはいえ、これも大変な作業ですよね。

ちなみにこれが4月18日の出来事です。いつも4月初旬から草刈りは開始しますが、今年は雨の影響でほとんどの週末が作業できませんでした。

なのでこの日までずれ込みました。兼業でやっていると週末しか集中して作業できませんから、天候にすごく影響を受けますね。

ゴールデンウィークに田植えをしたいのでそれまでに準備する

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田んぼに水を入れて機械でかき混ぜます。これは昔は牛をつかって行っていたことですね。

今では機械でやりますが、田舎の田んぼはトラクターのように乗って運転するような大きな機械は入れませんので手押しタイプで行います。

耕したらこのように水を入れて畔(あぜ:田んぼの縁の部分)を作ります。

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こんな感じのクワを使って田んぼの縁をダムみたいに斜めに塗っていきます。何トンという水を入れますから少しでも強度を保つためです。

これも専用の機械がちゃんとありますし、そちらを使う方が早くて楽なのですが、土が乾くと崩れやすいし見た目も悪いため、やはり手作業には叶いません。

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んで水を入れたらさらに耕して水田にしていきます。その側でグラウンド整備に使うような通称「トンボ」を使って水平に慣らしていきます。泥水の中ですからなんにも見えませんので、歩いた時に 足に泥がまとわりつく感触 などを参考に勘で行います。

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こういったハシゴのようなものを引っ張って仕上げます。泥の中を歩くというのはそれだけでかなりのエネルギーを消費しますから、地味な作業ですが非常に重労働です。

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棚田は上の田んぼから下の田んぼに水を落として循環させますので、上から完成していきます。

草を刈った時もそうですが、それ以外の時にも意外と水路に草が詰まったりします。

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もし水路が詰まればそこから先に水が行かなくなるということなので干上がってしまいます。イメージ的には「脳梗塞」や「心筋梗塞」と同じことです。

なので、ある程度まで作業が完成してもこういった水の管理が必要です。

この作業はチェックするだけなので父が一人で行えます。とは言っても、朝早起きして夜遅くにもチェックしますから大変なのですけどね。

なので私たち兄弟やそのパートナーが手伝ってこの段階まで導くのが最初のステップです。

次は田植え、そして草刈りへ

今年(2015年)は4月26日の日曜日と、29日の昭和の日も同じ作業を行いました。そうすればあとは田植えをするだけです。

んで田植えをして根付いてしまえばある程度大人数で同時に取り掛かるような作業はしばらくありませんから、こちらの作業の手を離れます。

そして水の管理さえしておけばあとはほぼ放置です。といっても水の管理もちょっとしたテクニックがあり、私には同じことはまだできません。これはまた記事にしたいと思います。

あとは草刈り。これに尽きますね。また声がかかれば手伝うことになります。

今年は私は九州に旅行に行く予定がありましたので、残念ながら田植えまではできませんでしたのでそこまでの準備に精一杯の協力をしました。

小さい頃からこのシーズンに旅行なんて行ったことありません。それくらい大変なのですね。

娘と妻との思い出づくり旅行のため田植えはできなかったのですが、今後の予定については可能な限り手伝いたいと思います。まぁこういう作業は好きなので苦にはなりません。

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父も本業のサラリーマンとは別に兼業でやっていますので、毎年やっているのにスケジュールや準備すべきものを忘れることも多いです。

なのでとりあえずこうやってブログに残しておくことで後から役に立ちたいと思います。まぁ手帳に書くということを本気でやるまでに数年かかるようなものぐさな父ですが、今では書くということを覚えましたのでかなり手間は短縮されました。

記録として役に立てるよう時系列で記事にしていきたいと思います。今度は 連休中の田植えの後 ですね。乞うご期待です。

次の記事はこちら:田植えは手伝えなかったけど経過を見守る【百姓日記】 | 歳月庵

</Posted by 愛媛ブロガー Atsushi(@Atsushi_k0

 - 農業

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