疲れた時こそヨガをやるべきだと考える3つの理由

疲れた時こそヨガをやるべきだと考える3つの理由

多くの人は、日中は仕事をしていたり学校に通っていたりと、自由に過ごせる時間がないという人ばかりだと思います。

会社で仕事をして疲れて帰宅して、家族との時間も大事だし家事に育児に大忙しだし、そもそも残業して帰ったんだから貴重な時間は睡眠に当てたいし・・・。

とても ヨガ なんてやっている 時間や体力は確保できない と思っている人が大多数ではないかと思いますが、そこは何を差し置いてもヨガをやるべきだと思います。

そもそも、疲れているからヨガをしないというのは発想が逆ではないでしょうか。

ヨガは心身の疲労を解消するためにとても効果的

「疲れているからヨガはしない」というのは発想が逆ですね。ヨガをすることでまず身体に蓄積した疲労や老廃物をデトックスするのです。

いつものルーティンのアサナ(ヨガのポーズのこと)やワーク(できないアサナをできるようにするための基礎練習)でもいいので、ほんの短時間でもいいので実践しましょう。

アクティブに動くタイプのヨガがキツイのであれば、リストラティブなヨガでリラックスすると、その後の睡眠に向けて良い準備をすることにつながります。

そしてヨガの練習の最後に必ず取り入れるべき シャヴァアーサナ(屍のポーズ:あおむけになって全身の力を抜いている状態。眠ってもいい) をしながら眠りにつくようにすれば、翌朝は気分が晴れ晴れとして、ニュートラルな気持ち で1日を送れることでしょう。

ここでいうニュートラルな気持ちというのは、心は静かに落ち着いているのにやる気に満ち満ちている状態 のことであり、自律神経である交感神経と副交感神経の活動が一番いいところでうまくバランスをとっている状態です。

ヨガを習慣化するためには「疲れた時こそヨガをやる」を避けては通れない

上記のことを踏まえて実践していくと、「ヨガ=疲れる」というイメージを払拭できると思います。

確かにアサナや実践するヨガの流派によっては、ちょっと疲れちゃうものもありますが、その後のシャヴァーサナによるリラックス効果の恩恵の方が大きいですよね。

そしてこの先、ヨガをライフワークとして継続していこうと思えば「疲れた時こそヨガをやる」ということは避けては通れないと思います。

私自身も仕事として、病院に来られる腰痛患者さんに腰痛体操を指導していますが、やれば治るというのはわかっていても自宅で実践してくれる確率は非常に低いんです。

モチベーションを高める試みを工夫して実践していますが、仕事で疲れて帰ってさらに筋力トレーニングやストレッチのような疲れることをしようというのは難しいようです。

なので「疲れた」というキーワードを使っちゃうと、もう何もできません。ここで自分の中の意識を無理なく改革できればしめたものです。

毎日のヨガの習慣が途切れてしまったら再開するのはかなり難しいよ

ある時までは仕事の忙しさも落ち着いていたのに、いきなり山のように仕事を任されたとしましょう。

それまでは心穏やかにヨガにも取り組む精神的、肉体的、時間的余裕があったのに、いきなりそれらを奪われてしまったとしたら、途中でヨガができない日ももちろんあるでしょう。

毎日頑張って継続していたものが1日〜2日中断した場合、仕事が一段落したらまた元のペースに戻ると思いますか?

あくまで私の個人的な見解ですが、1ヶ月以上の期間で継続できていた場合は、少しくらい習慣が途切れても復帰できる可能性は高いと思っています。

しかしそれ以下の場合だと、そのままズルズルとヨガを練習する時間を取ることができず、復帰は困難になる可能性が高いと思います。

習慣が途切れそうになった時、それまでのヨガの効果を振り返り、継続することの恩恵を考え、是非とも辛い時こそヨガを続けてみてほしいものです。

疲れた時に一つだけでもヨガをやる「1日1ヨガ」をつくっておくといいよ

要するにヨガをする習慣を絶やしてしまうと、次に再開するときにものすごくエネルギーを使うんですよ。

これはどんな習慣でも同じだと思います。

なので、1日に1つのアサナ(ヨガのポーズのこと)だけでもいいのでとにかく「今日もヨガをやったぞ!」という事実をつくるということはすごく有効だと思います。

寝る前に呼吸法を意識するだけでもいいでしょう。

ダウンドッグだけやってから寝ようということでもいいでしょう。

パソコンばかり仕事で使ったから、今日は肩甲骨のストレッチだけでもやって寝ようっていうことでもいいです。

どんなに有名なヨガインストラクターでも、これだけは絶対に欠かさないというマストのヨガの練習というのがあるようです。

毎日最低でも30分は練習しないといけないということはありません。そんなことしてたらいつかヨガが辛くなってしまいます。

「いずれはヨガのインストラクターとして活躍したい」とか「もっとアサナが上達したい」ということであればある程度のまとまった練習時間を絶やさないほうがいいでしょう。

それでもどうしようもなく疲れてしまった時に、何もしないということがなければ大丈夫です。その練習はかならず効果を発揮するはずです。

ちなみに私はダウンドッグだけは絶対に欠かさないようにしています。

ぜひ、ご自分のオリジナルの「1日1ヨガ」を見つけてみてくださいね。

Posted by 愛媛ブロガー Atsushi(@Atsushi_k0

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