
私がEvernoteと出会ったのは、以前使っていたAndroid端末の時だった。
ただその時はこのアプリの価値がわからず、使い方も分からずにいたので放置していたんだ。
iPhoneに乗り換えてそれに関係するブログを読み漁るうちにだんだんとその魅力に気付いていまではかなり重宝するアプリという位置づけになっているよ。
Evernoteの具体的な使い方を話そう
とはいっても、それほどマニアックな使い方をしているわけではないんだよ。おそらくこのアプリの持つポテンシャルを存分に使っているかと言うと、そうではないのは自覚しているんだ。
でも思うんだよ。最終的に道具は道具。使う人の自由に使えばいいんだってね。
実際Evernoteは自由度が高すぎるのでどうやって使えばいいか分からないと言う人も多いんだと思う。私が最初そうだったように。
でも私の場合「使わない機能は使わないと決める」というところからスタートすることにしてみたら、案外しっくりときたんだよ。
そして使っていくうちに「ここがこうできたらいいのになー」っていう不満な箇所が出てくる。
そんなときはだいたいそれが叶うための機能がすでに備わっているから、徐々にその便利さを享受すればいいだけだ。
・・・前置きが長くなってしまったね。
では、私の使い方を説明するよ。
使用するアプリはEvernoteだけに限定する
当たり前に聞こえるかい?でも以前はFastEverというアプリを使っていたよ。
以前はアプリの起動に時間がかなりかかっていて、いいアイデアがひらめいた時にすぐメモしたい時に不便だったんだ。アプリが起動する前にアイデアが消えちゃったりしてね。
でも今はウィジェットから簡単にアプリが呼び出せるからそれほどストレスではなくなったんだよ。いやー便利になったものだよ。
でもここだけの話、やはりFastEverの方が起動速度は格段に速いから、もう一度使ってみようと思っているところだよ。
Evernoteのノートブックは必要最低限、タグは不要
よく考えてほしい。このEvernoteというアプリは検索がとても優れているアプリなんだよね?画像の中の文字までひっかかるというのだからたいしたものだよ。
でも、だったらタグとか細かなノートブックの仕分けなんてあまり意味がないのではないかな?と個人的に思うんだ。
確かにきちんと整理された画面は美しく、満足感も高いだろう。しかしその手間とかかる時間を考慮すると、このアプリのいいところを帳消しにしてしまうんじゃないか?という気がしている。
そこで私の使い方だが、大きく分けて使うノートブックは4つだけ。

たくさんあるように見えるけど使っているのは一部なんだ。今からこの内訳について説明するからちょっと待ってほしい。
アイデアを保存するEvernoteのノートブックは2つ
2つと書いたが意味は同じだ。つまりアイデアを保存するという目的のノートブックなんだが、ブログのネタなんかのひらめきを残したいときは「Yamardo’s Notebook(今はAtsushi’s Notebook)」に保存している。
このブログを Atsushi(@Atsushi_k0) として管理しているからね。
んで、それ以外のリアルワールドでのひらめき、例えば買って帰らないといけないものを思い出したときや、年末にやらないといけない仕事なんかは「Atsushi’s Notebook(本名’s Notebook)」に保存している。
つまりこういうことだ。

(一部、画像と異なる文章があります。)
ここはあくまで一時保管場所であって、用がなくなったノートは一番上の「Archive」に移行している。ゴミ箱に入れてると検索に引っかからないんだよ。
ん?なんで使い終わったノートを検索する必要があるのかって?ふふふ、焦らないで聞いてくれよ。
自分専用の検索エンジンの役割を果たす「Archive」
使い終わったノート・・・これは財産だ。今までに自分が興味を持って調べたことや行ったことを「無かったもの」にしなくてもいいだろう?
もしそれがエロいサイトのWebクリップだったとしても、それが自分なのだ。
そういったデータの蓄積があると「あれ?前に調べたアレ、なんだったっけ?」とか「去年の大掃除の時にどんな道具を用意したっけ?」みたいなことを思い出すときにかなり重宝する。
しかも、去年の大掃除にあなたが何を用意したかなど、ググっても出てこないよ。ブログにでも書き残しているのであれば別だがね。
ググっても出てこないけど、過去のことについて検索したい時、Evernoteはあなた専用の強力な検索エンジンになるのだよ。

これだけでもあなたがEvernoteを使う価値が出てきたと思わないか?
iPadやiPhoneとMacBookを連携させて使う、はっきりとした目的のあるノートブック
さて、こうなると気になるのが「研修会・講習会参加ノート」というものだ。中身は訳あってお見せできないが、これは文字通り研修会や講習会でメモしたものを保存している。
内容的に考えて「本名’s Notebook」と一緒にしてみてもいい気がするが、これは一時保存のためのノートブックではなく、意味合いとしては「Archive」に近い。
そして何より私の持っているiPad、iPhone、MacBook Air、MacBook Proの全てでデータが同期できないといけないものなのだ。

そしてこのノートブックは言わば私の努力の軌跡。どれだけ今の仕事について努力してきたのかという痕跡になる特別なノートブックなのだ。
ノートブックに想いを込める・・・ロマンチストだろ?そうでもない??
他のノートブックは放置しているよ
他にもいくつかノートブックがあるが、これは他のアプリとの連携で自動的に作成されたものだ。

これらは消してもまた勝手にできるから基本的に放置している。
もしアプリ同士の連携で画像などが入っていたらすぐに「Archive」に移動させて、基本的に空っぽの状態に保っているよ。ノートがあちこちに分散されると把握しきれないからね。
あとは「自分ルール」で使いやすく
ここまで書けば私の使い方は全て披露したことになるかな?もし付け加えることがあるとしたら、「自分ルール」を決めておくともっと使いやすく、愛着のあるものになるんじゃないかということかな。
例えば、記録した日付けがかなり大事になってくるようなノートでは、Evernoteでも検索可能だが、念のため文章の最初に8ケタの数字で明記するようにしている。
念のためだ。日付けって実は色んな表記の仕方があるだろう?今日であれば「2014年12月12日」、「平成26年12月12日」、「2014/12/12」・・・。
私の場合はその時の気分で書き方がコロコロ変わるから、こういうときはこう表記しようとルールを作ったんだ。
8ケタの数字、つまり「20141212」っていうことだな。これは職場のWindowsのファイルやフォルダのネーミングによく使う手法だ。覚えておいてほしい。
あと、手書きメモを撮影して画像として保存する時にはタイトルに検索しそうな文字をなるべく多く含めることにしている。
私は字がメチャクチャ汚いので、いくらEvernote の優秀な検索システムでも判別できないことが多いからね。
Evernoteの優秀な機能と自分のアイデアを駆使して使いこなせば、容量は無制限だし(その月にアップロードできる容量は決まっているけどね)、無料で使えるし、君も是非使ってみてほしい。
そして便利な使い方やいいアイデアがあれば私にも教えてくれないか?
待っているよ。