愛媛糖尿病ウォークラリーに参加して糖尿病患者さんと心地よい汗を流す

      2015/11/15

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2015年10月18日に松山総合公園にて開催された えひめ糖尿病ウォークラリー に参加してきました。「より良い血糖コントロールを目指して −歩いて学ぶ糖尿病−」と題して、約30名の参加者が集結しました。

過去20〜30年間で最も降水確率が低い日曜日を選んだということで、お天気は快晴です。というか、ちょっと天気が良すぎて暑いくらいです。昨年と一昨年は雨で中止になったということなので、運営側が今年の開催にかける意気込みが感じられました。

糖尿病の治療に必要なものがたくさん詰まったイベント

この糖尿病ウォークラリーというイベントは毎年1回開催されているイベントです。当然、ウォークラリーですので運動療法としてのウォーキングの要素が大きいのですが、チェックポイントで出題されるクイズで知識を習得してもらったり、患者同士や医療者とのコミュニケーションの場としても大変よい機会です。

一般的に糖尿病治療の三本柱は 食事療法・薬物療法・運動療法 と言われており、その運動の部分に我々 理学療法士 が深く関与しています。低血糖の発作が起きたり、様々な合併症により途中で体調不良を訴えた場合のリスク管理なども兼ねて付き添いますが、参加者はこういうイベントに参加しようという意識の高い方々ばかりなので、どちらかというとこっちがついていくのが大変なくらいの健脚自慢ばかりです。

入念な打ち合わせのもと本番に臨む

10:00 準備開始

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当然ですが患者さんを招いて行うウォークラリーですから、準備はしっかりと行いました。こういった患者参加型のイベントでは、事故やケガがあってはいけませんから、事前にもしっかりと打ち合わせをしていますし、当日も昼食をとりながら打ち合わせも行います。

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お弁当はなかなか美味しそうですね。味は薄味ですが、豆腐にとろろ昆布を添えたりして出汁の味で塩味を補うなどの工夫がみられました。もしかしたら糖尿病の患者さんでも美味しくいただけるのかな?

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おいしくいただきました(*´ω`*)

12:00 受付開始・メディカルチェック

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実際には、受付開始前から会場に来ている人もいて 非常に熱心なんだな と感心しました。受付後は血圧測定、血糖測定、必要に応じて医師のカウンセリングといった メディカルチェック を受けてもらいます。健康のために来てもらっているのですから、健康を害するような結果になってはいけませんから大切なことですね。

13:00 ウォークラリー開始

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開会挨拶、準備体操を終えて、いよいよ出発です。数人のグループごとに、3〜5分程度の間隔をあけて送り出します。私の役目は準備体操と、どれか1つのチームに同伴することですので、急きょ来られなくなったため人数が少なくなったグループで、仲のよいご夫婦と一緒に歩くことになりました。

80歳を超えているということであまり無理をさせないように気を配りながら歩いていきます。


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・・・ん?

意外と歩くのが速いです。会場の松山総合公園は登り下りが多くてかなりの急勾配ですので、こまめに休憩をとりながら進んでいくつもりでしたが、これはうかうかしていると置いていかれそうです。

途中でクイズを出すチェックポイントや給水ポイントがありますので、いい具合に休憩をはさみながらのウォーキングになりますが、それにしても今回の参加者は健脚ぞろいですね。これはモタモタしていられません。

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勾配がきついということは、頂上の見晴らしはすばらしいんですけどね。

15:00 ゴール・メディカルチェック

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速いグループ、遅いグループと差はありますが、だいたいい1時間前後で全チームがゴールできました。途中のクイズが意外に難しくて立ち止まっている時間が多いと遅くなったりもしますが、速さを競うものではありませんしね。とはいっても、やはり時間を測っていると聞くと意識してしまいがちなので、今回は 隠しタイム を70分に設定していたようです。これに近い人が高得点というルールにしておくと、焦ってゴールを目指すということはないでしょう。

ゴール後、少し休憩してから血圧と血糖値を測定します。やはり運動後というのは血糖値が若干下がりますので、運動の効果を客観的に感じてもらえたのではないかと思います。特に極端に遅れたり、怪我や体調不良を訴える人もいませんでしたのでよかったですね。

15:30 クイズの解説と閉会式

今回のウォークラリーでは、ウォーキングに要した時間が隠しタイムに近いほど高得点を得られるということと、チェックポイントで出題された問題の正答数で得点を算出して順位を決めるという方式でしたが、クイズが意外に難しかったですね。時事問題と糖尿病に関する問題が5問ずつでしたが、いずれもけっこうハイレベルな問題でした。

たとえば、、、

糖尿病は英語でdiabetes mellitus(DM)ですが、mellitusの意味は?

答えはハチミツです、、、ってそんなの知らんよ(●´⌓`●)

他には、、、

次のうち、糖尿病だったと言われている人はだれでしょう。

1. 織田信長

2. 豊臣秀吉

3. 徳川家康

4. 明智光秀

答えは、織田信長です!って知らんよそんなの。難しすぎるわ!!ちなみに日本で最初の糖尿病患者は 藤原道長 だそうです。

かなりマニアックな問題でしたが、それはそれで盛り上がっておりましたし、多少難しいくらいの方が印象深くて覚えやすいし、勉強にもなりますよね。楽しいひと時でした。

院外での交流は患者さんとの距離を縮めるのに有効だと気づく

たとえば、組織の結束にはダラダラとおしゃべりを楽しむような ゆるい時間 が不可欠ですよね。いつも会社の中で、緊張感の中でしか関わったことのない人とは一定以上の信頼関係の構築はなかなか難しいと思いますので。

そしてこれは医療者と患者さんとの関係でも言えることなのかもしれません。今回の参加者の中には病院で見かけたことのある人もたくさんいましたが、いつもは白衣を着た医療者と患者さんの関係ですので、言葉や行動に遠慮がありますが、こういった場では(別にかなり馴れ馴れしいというわけではないのですが、)いつもよりより親密になれた印象がありました。
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患者さんの日常に触れたような感覚になり、とても良い時間を過ごせました。スポーツの秋ですし、たまには紅葉している公園の中をのんびりと1時間くらいかけて歩くというのもなかなかいいものですね。次は妻や娘を誘って来てみたいと思いました。

 - 医療と健康

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