
私の娘の卵アレルギーもひと段落し、徐々に卵に慣らしていくリハビリの段階に進んだのですが、先日ちょっと食べさせる量が多すぎたのか嘔吐しちゃいました。
医師から指導された量よりも多くの卵を食べさせちゃったようです。娘にはしんどい思いをさせちゃいましたね。
親である自分たちへの戒めとして、詳細な過程を書き残しておきます。
医師から言われた卵アレルギーのリハビリ方法は
医師から言われたのは、まずは卵黄をつまようじで突き刺して、付着した卵を舐めさせる程度から開始しましょうというもの。
翌日、特に異変がなければ 耳かき一杯分の卵黄 を与えるというものでした。
それでも問題なければ、スプーンに少量の卵黄を与える。その後は前日の倍ずつ与えなさいということでした。
前日の倍ずつ与えると、2週間も経過すればかなりの量の卵黄が食べられますが、卵黄なんて一口も食べたことのない娘にとっては未知の食べ物です。
怪訝そうな表情を示しており、すすんで食べようとは思わないといった様子でした。
問題は卵白のリハビリだが、これがいけなかった
ある程度経過して、別件で主治医の診察を受けた際に、そろそろ卵白も食べさせてみようという提案がありました。
こちらは、いきなり「卵ボーロ」くらいから食べてみようということで、ここでようやく他の子どもさんと同じようなものを食べられるようになったと一安心しました。
それまでは、娘の大好きなパンでさえ卵を使用していないものを選んで食べさせていましたので、バリエーションが増えたと大喜びしました。
が、これが問題でした。いきなり普通のパンを食べ、義理の両親のお宅でも卵が使ってあるおやつを食べ、夕食にも卵を微量ですが使ってあるものを食べました。
明らかに今までと違う、変わったタイミングで「ごちそうさまでした」と言い、しきりに「しんどい」を連呼する割には普通におもちゃで遊んでいる我が娘。
「しんどい」なんて今まで言ったことなかったし、どこでそんな言葉を覚えたんだろうと不思議に思っていましたが、普通に遊んでいるので何とも思いませんでした。
そして自宅に帰る際、玄関で激しく嘔吐しました。
妻の冷静な対処に脱帽した
私を含め、義理の両親も大慌てでしたが、妻だけは冷静でした。すぐにマスクとゴム手袋を装着して、ナイロン袋を用意し、ノロウイルスやロタウイルスの可能性も考えて汚れた服をハイターで消毒。
娘のケアも抜かりなく指示を出し、幸いにも吐ききったあとも特に著明な異変はありませんでした。さすがにしんどそうでしたが。
翌日も、妻は保育所を休ませて自宅で看病しました。もしもノロウイルスなどであれば、嘔吐した翌日は吐き気がおさまり、代わりに猛烈な下痢が出現するのですが、下痢は一度もありませんでした。
1日様子を見て、問題ないとわかったので、翌日からは保育所をさいかしましたが、特に問題はありませんでした。
これに関しては、きちんと医師の診察を受けてからのほうが良かったと反省しましたが、以前に医師の診察を受けた際に、嘔吐物や下痢便がなければ医師でも診断は難しいとのことでしたので、下痢をしてから診察するつもりだったので、結局病院へは行きませんでした。
毎食ではなくトータルの摂取量を把握することが大切だと気づく
食事やおやつ毎に摂取した卵の量だけみれば、それぞれにはそれほど多くの卵を摂取した様子はありませんでしたが、1日のトータル摂取量でみればかなりの卵を摂取したことになります。
そこまで考えて把握しておくべきでしたが、卵が食べられるようになったという安心感から気が抜けていました。
これは反省すべき点ですね。今後の教訓として頭の隅に留めておくべきことだと思います。
もし同じような境遇の人がいれば、焦らず急がず気を抜かずに対処してほしいと思います。
Posted by 愛媛ブロガー Atsushi(@Atsushi_k0)