ドリップコーヒーの豆を蒸らした時の最初の部分を捨てると明らかに美味しくなるよ(体験談) #コーヒー
2022.04.08更新


私はコーヒーが好きで、10年以上も前からコーヒーを豆から挽いて、ドリップして楽しむ日常を送っています。
最近ではコンビニをはじめ、多くの場所で挽きたてのコーヒーを美味しく味わえるようになっているので、非常に嬉しいですね。
ただ、普通に飲むだけならコンビニのコーヒーでも十分に美味しいのですが、やっぱり豆から挽いてその一連の工程をを楽しむのもいいですよね。
お気に入りの道具を一式揃えて、休日に楽しむためのちょっといいコーヒー豆なんかを手に入れたら、もう休日のクオリティーが一気に高まるのは間違いありません。
しかし、いつも気になっていたこととして、最初にコーヒー豆を挽いて蒸らすためのお湯を注いだときにこぼれるファーストドリップの部分。
これってみなさんどうしていますか?
ドリップコーヒーの豆を蒸らした時の最初の部分をファーストドリップと言うのですが、実はこのファーストドリップをそのままにしておく人と、捨ててしまう人で意見が分かれるようなのです。
これについて、知り合いのコーヒー豆屋さんのマスターからのアドバイスをは「捨てましょう」というものでした。
最初に蒸らすときに抽出した部分は捨てる
コーヒーの淹れ方って、調べてみると色々あります。
共通している部分として、挽いたコーヒー豆にお湯を注いで、少しコーヒーが出始めたところで(コーヒー豆が全体的にお湯で湿ったところ)、30秒〜1分間は蒸らします。
その後ですが、その時に下から出てきたコーヒーは、「もったいないようにも感じるでしょうけど潔く捨てましょう。」
これがマスターからの教えです。
なぜかと理由を訊ねてみると、一言「飲んだらわかります(ニヤリ)」とのことでした。
帰宅して家で淹れて比較してみると、確かに明らかに味が変わりました。
細かな味わいの違いを言葉にすることはできませんが、すっきりと飲みやすくなりましたよ。
ちなみに下から出てきた、最初に抽出した部分だけを飲んでみたところ、ものすごい味がしました。
強烈な酸味というかえぐみというか渋味というか・・・。
コーヒーの嫌な部分の塊みたいなものが凝縮されていました。もうこれだけで納得です。

逆にファーストドリップを捨てないという意見も多い
実はこのファーストドリップの扱いについては、捨てるという意見以上に「捨てない」という意見が多いです。
最初に抽出した部分にあえてファーストドリップなんて名前をつけているくらい、このファーストドリップにはコーヒーの美味しさが凝縮されているという意見です。
私はファーストドリップを捨ててみることで、スッキリと飲みやすいコーヒーになったので、それ以降も捨てるようにしていますが、私が行っている方法が必ずしも全員の正解というものではありません。
美味しいと感じる方でいいんじゃないかと思います。
同じコーヒー豆でも淹れ方で味が全く違う
先述しましたが、コーヒーって淹れ方が色々あって、カフェのオーナーさんの数だけこだわりの淹れ方があるように思います。
私が調べただけでもたくさんの方法があって、多分それらの全てがある意味で正解なのかもしれません。
豆の挽き方やロースト、ブレンドの微調整、使う道具、豆の種類や産地、蒸らす時間やお湯の注ぐ速さ、注ぐ時のお湯の走らせ方。
他にも色々とあるのでしょうけど、それぞれにその方法を選んだ理由があるはずです。
どんな方法でコーヒーを淹れるとしても、最初に抽出した部分は捨てるかどうか ということはみなさんそれぞれに重視していて、味を大きく変えるポイントだと思います。
いろんなコーヒー豆で好みの淹れ方を探すのもコーヒーの楽しみ
もしかしたら、さっき言ったコーヒー豆の挽き方やロースト、ブレンドの微調整、使う道具、豆の種類や産地、蒸らす時間やお湯の注ぐ速さ、注ぐ時のお湯の走らせ方などの条件によっては、ファーストドリップを残す方がいい場合と捨てる方がいい場合が出てくるのかもしれません。
いろんな豆を買ってきて、臨機応変に淹れ方を変えて味わいの変化を楽しむなんていうのも、コーヒーの楽しみ方としてはいいんじゃないでしょうか。
いずれにしても、私のような素人でもその味わいの違いにビックリするほどですので、コーヒーの淹れ方を色々と試してみたいという方は意識してみて欲しいと思います。
お気に入りの道具や好みのコーヒー豆に出会えた喜びをさらに高めてくれるのが、もしかしたらコーヒーの淹れ方を試行錯誤して工夫してみるということなのかもしれませんね。
もしコーヒー豆にこだわって、良い豆で楽しみたいということでしたら、こちらは結構おすすめです。
イタリアのソムリエ資格を持つ焙煎士が、高品位なコーヒー豆を世界最高クラスの焙煎機でローストしているオリジナルブレンドの自家焙煎コーヒー豆です。
コーヒー豆というのは、スーパーなど至るところで意外と気軽に手に入れることができますが、せっかくコーヒーの淹れ方にこだわろうというのでしたら、やはりそれにふさわしい豆の方が(当然ですが)満足度は高まります。
私自身もスーパーや量販店ですぐに買える豆というのは一通り試しましたが、どうしてもこだわりのコーヒー豆には敵いません。
高品質なコーヒー豆ですので、一般的に市販されている豆と比べると高級品になると思いますが、その分だけ満足度が高まるのはコーヒー好きならば言うまでもありません。
1日のはじめに飲む1杯のコーヒーが美味しかったら、その日1日はとても気分がいいものです。
ぜひ一度、こういった高級コーヒー豆で淹れたコーヒーで始まる至福の休日を体験していただきたいですね。