子どもを優先することと自分を犠牲にすることは必ずしもイコールではないんだよ

子どもを優先することと自分を犠牲にすることは必ずしもイコールではないんだよ

かわいいわが子を見ていると、自分のことなんてどうでもよくなることってありませんか?

この考え方は別の角度から見ると、自分を犠牲にすることが子どもの幸せに直結しているという勘違いを生じてしまいます。

これは全然違うんですよね。

自己犠牲は必ずしも子どものためにはならない

愛しい我が子ですから、なるべくたくさんの愛情をかけてあげたいですよね?

自分が欲しい服を買うくらいなら、子どもに可愛い服を買ってあげたい。

自分が一人でツーリングを楽しむくらいなら、公園で子どもと遊んであげたい。

自分が食べたいものよりも、子どもの好きなものを食べさせてあげたい。

子どもの喜ぶ姿を見るのが親である私の楽しみだ と思う気持ちは、どこの親御さんも同じ気持ちではないでしょうか。

もちろん私も同意ですし、そうすることも多々あります。

ここで問題なのは、子どもに喜んでもらうために自分の意見や趣味嗜好をセーブする ということはアリでも、逆に 自分の趣味嗜好をセーブすることで必ずしも子どもが喜んでくれるとは限らない という点です。

一言でいうと 自己満足に陥っていませんか? ってことですね。

子どもは親が思っている以上に親のことをみている

親だって人間ですから、我慢し続けることにも限界があります。

先ほどの例で言えば、衣服を買うことやツーリングに行くこと、食事の選択権を子どもに与えることなどは、私の場合はそれほど強いこだわりがあるわけではないので全然苦になりません。

でも、本当に大好きなものややりたいことを我慢し続けるというのは、何回も続けば本当にストレスになります。

そしてストレスが知らず知らずのうちに、子どもへの態度にあらわれます。

それって、子供のためになっているんですかねぇ?

自分に余裕がなければ子どもには優しくできない

肉体的にも精神的にもですが、自分に余裕がなければ相手には優しくできません。

参考:私が「早寝早起き」が大切だと思う理由 | 歳月庵

参考:心にゆとりがないと人には優しくできない | 歳月庵

きっと自分のことで精一杯になっちゃって、そんな余裕はなくなってしまうからです。

イライラした態度を押し殺して子どもに接しても、子どもは敏感に感じ取って萎縮してしまいます。

そうなるくらいなら、自分の好きなことをやりながら子どもにも愛情をかけてあげられるちょうど良いところに着地点を求めたり、時には自分のほうに合わせてもらえるように歩み寄ることも必要だと思います。

言わずもがな、自分の趣味嗜好ばかりを優先するのもよくありません。

両者のバランスをとりながら、お互いが笑い合いながら過ごせるように考慮することが大事ですよね。

どんな努力をするべきかを普段から考えよう

たとえば、私も趣味が多い方だと思いますので、時間がいちばんのネックです。

ストレッチしたいしヨガもやりたい。筋トレ、ツーリング、、、やりたいことを全部やってたら、子どもはおろか妻との時間もほとんどとれません。

ほとんどを妥協したとしても、やはりいくつかはやりたいこともやりたいし、そのためには結局のところ時間が足りません。

人によってはそれが時間的な問題ではなく、体力的な問題だったり経済的な問題だったり、マンパワー不足(人手不足)だったりするでしょう。

それをどうやって解決すれば、自分のことも大切にできるのかということは、普段から考えて準備しておくことが大切です。

私の場合、体力的な問題だったら体力があまり必要ない遊びに誘導したり、栄養ドリンクを一時的に駆使してしのぎます。

経済的な問題なら、普段から小銭を貯金箱に入れてヘソクリをしています(この記事を妻が見つけないことを祈ります)。

マンパワー不足であれば、親族や自身の親との良好な関係性を築くために普段からの歩み寄りを大切にし、いざという時に面倒を見てもらえるように信頼関係を構築しています。

時間的な問題なら、家事や育児にかかる時間を短縮できないかと試行錯誤したり、趣味のストレッチやヨガも短時間でできるメニューを工夫することでどうにでもなります。

ブログを書く時間を短縮するために執筆環境や文字入力スピードを高めるスキルを磨くというのもこれに当てはまりますね。

結局は何が問題なのかを知り、それを解決することで少しでも子どもと自分がハッピーになるために前進することこそ、回り回って子どもに返っていくのだと思います。

子供も親も、そして周囲もハッピーになるための努力を

子どもにとっての 環境 って、別に部屋や近所の雰囲気や着るものだけではなく、親や兄弟の性格や態度だけでもありません。

子供が目にするもの、触るもの、耳で聞くもの、匂いを嗅ぐもの、、、五感で感じるすべてのものが、子どもにとっての 環境 なんです。

いちばん親密に関わる「親」という環境は、当然ですが自身の努力ですぐにでも変えられるものですよね。

好きなものを我慢し続けて悪い環境になってしまわないように、自分を犠牲にしすぎないようにしたいものですね。

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