普通車免許にはATとMTがあるけどその違いを本当に知っていますか?

      2017/07/14

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私の住んでいる愛媛県松山市はとちらかというとかなりの車社会です。

鉄道もありますが、大都会ほど発達していませんから基本的には老若男女を問わず車を運転して日々の買い物や通勤などの移動をしています。

当然、私の周囲にも自動車を保有している人はたくさんいますが、そのような人たちと車の話になったときにいつも気になっていることがあります。

それはATとMTの用語の使い方が本来の略語とちょっと違うなーっていうことです。

ATは「オートマチックトランスミッション」の略

友人・知人との話の中では ATのことを「オートマ」の略だと思っている人が多いです。

言いたいことは合っているのですが、正確には「Automatic Transmission(オートマチック トランスミッション)」の略です。頭文字をとってATになります。意味は「自動変速(機)」となります。

自動車整備士の資格をもつ父の話によると、平成3年くらいにAT限定免許という制度ができてから、飛躍的に免許を取得するのが楽になったということで有名なのだそうです。

もう一つのMTと比べるとクラッチ操作が必要ないので運転が楽にできるということで、自動車免許取得のハードルが下がったわけですね。

特にある程度年齢を重ねた方や運転が得意でない女性などが自動車の運転免許をとるのは、若者と比較してもやはり厳しいものがあるようで、そういった方々にとってはAT限定免許というのは救世主的な存在だったのかもしれませんね。

ちなみに、ここでいう女性というのは別に差別的な意味ではありませんよ。なんでも空間認識能力が、平均値でみると性差があるようで、科学的な視点からも女性は運転が苦手な人が多いようです。

MTは「マニュアルトランスミッション」の略

先ほどのATに対して、MTは「Manual Transmission(マニュアル トランスミッション)」の略です。

よく「ミッション」の略として使用されていますが、正確には少し違います。日本語では「手動変速(機)」となります。

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その言葉の示す通り、速度をコントロールするギア(変速機)を手動で動かしますので、構造上は上の写真のようなシフトレバーと言われるものを操作しなくてはいけません。

それと、ペダルもATであればアクセル・ブレーキだけですが、MTはそれに加えてクラッチが存在します。

運転する時も、速度が速くなっていくにつれてクラッチペダルを踏んで、シフトレバーを適切に合わせて、クラッチペダルを戻すという操作を頻回にしなくてはいけませんから、慣れてない人には難しいですし(慣れてしまえば別に苦ではない)、人によっては運転が嫌になる原因になったりもします。

平成3年にAT限定免許が登場する前は自動車免許といえばこのMTの免許のことを指していました。

ATとMTの違いはどんなところ?

私が友人たちと話していて、いつも気になるのは前述した「ATとMTの言葉の使われ方(略し方)の違い」だったのですが、せっかくなので両者の違いについてもう少し掘り下げてみましょう。

免許の違い

自動車免許を教習所で取得しようとしたときに、いったいどちらを選べばいいのか迷う人もいると思いますが、MTの運転免許を持っているとMTとATのどちらの自動車も運転することができます。

逆にAT限定免許しかない場合はMTの自動車は運転できません。これはMTの方が操作が煩雑なので技術的に難しいということではなく、免許制度そのものが違うためです。

要するに、AT限定免許しか持っていない人がMTの自動車を運転すると無免許運転になります。

今の自動車はほとんどの車種でATの設定があり、逆にMTの自動車の方が少ない状況ですので、実際の生活場面ではMTの免許がないからといって困る状況は少なくなりつつあります。

ただ、将来はバスやトラックに乗ったりと運転を職業にする可能性がある人、スポーツカーに乗りたい人、就職のときに「要・MT免許」と採用に書かれているという場合などはMT免許を取得しておく方がいいと思います。

また、私はMT免許なのですが、AT限定免許を取得する場合はMTの練習が必要ないので教習にかかる 時間も費用も少し少なくて済む ようです。

操作性の違い

他に違いを挙げるとすれば、好みの問題ですね。

MT車は操作が多く煩雑なので運転がしんどくなってくる人もいますが、逆に考えるとATのようにペダルで速度を調節してハンドルで曲がるということ以外にも変速機を操作する手順が加わりますので、「意のままに操る喜び」がAT自動車よりも大きいです。

MT自動車が好きな人はこの自動車を意のままに操る喜びが運転の煩雑さや疲労を上回るという理由で選ぶようです。私もそのひとりですが。

AT車とMT車の性能の違い

あとは燃費の問題があります。昔のAT車は今のAT車と比べると性能的にはかなり劣っていたため、MT車を上手に操れる人であれば、かなりの低燃費走行が可能でした。

今ではATの性能も非常に優れているため燃費を理由にMT車を選ぶということは少なくなっています。

実際に、シビアな燃費コントロールを要求されるF1のレースなどでもATが採用されていますし、ここ数年でもATの性能は右肩上がりに改善されています。

その他にも、エンジンブレーキの効き方が違うとか、ATの自動車はエンストしないとか、MTに比べて坂道発進が楽とか、どちらにもメリットとデメリットがあるようです。

でも、現在では販売されている自動車のほとんどがAT自動車であるということですので、普通に考えたらAT免許で問題ないと思います。

ちなみに若者の半数以上がAT限定免許を選んでいるということもありますし、自動2輪車(バイク)にもAT限定免許が存在します。

2輪でもやはりAT限定免許は人気があるようです。

どちらをえらぶかは運転という行為をどう捉えるかによって違ってくる

こうしてみると、外観は同じ自動車なのにATとMTの間にはかなり違いがあるようですね。どちらの免許を取得する方がいいかと言われると、仕事などの制約が関係ないのであれば、最終的には好みの問題ではないかと思います。

運転するということを捉える時に、タイヤが4つついていて荷物がたくさん入って、自由に行きたいところに行ける便利な箱ととらえるか、自分の行動範囲を広げ、意のままに操れる自由の象徴ととらえるかによって選ぶ基準がまったく逆になりますよね。

また適性も関係してくると思います。教習所に初めて行くと、運転の適性なども検査してくれると思います。

そもそも(注意力が散漫だったりカッとなりやすい正確などにより)運転に向いていないという場合であれば、あまり運転が煩雑でないATにしておいた方がいいんじゃないですか?とか教官にアドバイスされるんじゃないかと思います。

自分のことは自分ではなかなか気づけないものですし、他者の意見も参考にしながら楽しいカーライフを送ってみてくださいね。

Posted by 愛媛ブロガー Atsushi(@Atsushi_k0

 - 雑記

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