ブログを5年以上運営しても結果が出ない人に知ってほしい「10年先を生き残るために情報サイトでオーソリティーを目指す」という考え方

ブログを5年以上運営しても結果が出ない人に知ってほしい「10年先を生き残るために情報サイトでオーソリティーを目指す」という考え方

ブログを運営していく上で、誰もが悩んだり迷ったりすると思います。このブログをスタートさせて5年以上が経過した私でも、当然ですが迷ったり悩んだりしながら運営しています。

その悩みを解決しようと、いろんな関連書籍を読み漁って解決策を模索しても、的確に「これがあなたの悩みでしょ?解決策はこれですよ」って示してくれるような本にはなかなか巡り会えないものですよね。

今回巡り合った本は、私のように運営し始めてから数年が経過した人がぶち当たるであろう壁を軽やかに突破していくための知恵がつまったものでした。読めば必ず前に進めると言っても過言ではありません。

ネット上に溢れる運営論では成長できない

インターネット上には、もはや調べられない情報はないと言えるほどに様々な情報が溢れています。その中には ブログを上手く運営して、アクセス数をアップさせるためのノウハウ も含まれます。

当然、ブログの運営で行き詰った人なら検索して調べたことがあると思いますが、そこで紹介されているノウハウを実践してみて、あなたのブログは成長しましたか?

よくよく考えてみたら、それで成長できるなら世の中は人気ブログだらけですよね。私のブログは残念ながら、それらの情報では思うように成長できませんでした。

もちろん、ネット上の情報の全てを否定するつもりはありませんが、少なくとも私や、私と同じような悩みをもっている人にとっては、これらの情報とは少し違った角度からの情報というのが必要になっているんじゃないかと思うのです。

必要なのは更新頻度?文字数?

長年にわたりブログを運営しているのに思ったようにアクセス数が増えないという悩みは、私を含めて多くの中堅ブロガーがぶち当たる壁でしょう。

そして今までの運営スタイルで結果が出てないのだから、ちょっと変化をもたせてみようと考えます。

一般的に言われるのが、ブログは毎日更新が鉄則だ!というものや、文字数は○千文字以上が最低ラインだ!というものですね。

以前は私もそれに習って、基本的に毎日更新を続け、文字数にも気をつけていました。

書く記事は最低1,000文字、多い記事では5,000文字に迫るような長文記事を書いていますが、良い結果は得られませんでした。

5,000文字も書いた力作が、直近1ヶ月に1回も読まれていないと知った時のショックがみなさんに想像できますか?

それを成功している先輩ブロガーさんに相談してみると、1日1記事は最低ラインで、本来なら1日に2〜3記事は書くべきだ というようなことを言われた時、私には人気ブログをつくるのは無理なんだ思いました。

結婚し、子供を授かり、変わりゆくライフスタイルの中で、いくら読まれるブログにしたいからと1日にそんなに大量に良質な記事を量産し続けることなんて、家族との時間を犠牲にしたとしてもほぼ不可能なんですよね。犠牲にするつもりはありませんけどね。

本当に文字数や更新頻度だけが人気ブログの作り方の全てなんでしょうか。だとすれば絶望的です。

ブログなんだから何を書いてもいいって本当なの?

私のブログは一般的に言われる 雑記ブログ です。日々のできごとを特にジャンルにこだわらずに取り上げ、読む人が役に立つ情報に変換して公開しています。

こういうスタイルのブログってけっこう目にするんですが、飛び抜けて成功している雑記ブログって、実際にはそれほど存在しないということに気がつきます。

その理由というのが、別に書いているジャンルが多すぎて内容がまとまらないとか、文章力が低くてうまく伝わらないとか、そういう問題だけじゃないと思うんです。

私のブログで言えば、過去記事の修正作業をしていると、直近の1ヶ月で一度も読まれていない記事が山ほど出てきました。

そういう記事を観察してみると、書いたその時はある程度の価値がある記事だったのに、今では誰も見向きもしない古い内容の記事だということに気がつきます。

たとえば、iPhone5の記事。これを書いた時はある程度のアクセスを集めましたが、今となっては誰も読もうとは思いませんし、検索しようとも思わないでしょう。

せっかく書いても後から読み返されるような需要のある情報でなければ、穴のあいた袋に砂を入れ続けるようなもので、全然中身が増えていきませんよね?

当然、自分のブログなんだから何を書いても自由なんですが、読まれるブログにしたいと思ったら、書く記事の寿命や需要、質、さらには書いた記事に的確にアクセスできるようなサイトの構成などのポイントについて、今までの情報とは違った視点からアプローチしてみる必要性があるんですね。

情報サイトでオーソリティーを目指すということ

オーソリティーって、ちょっと聞き慣れない言葉ですよね。

オーソリティーというのは、簡単に言えば 誰もが認める専門家というイメージです。私にとっても、「iPhoneのことならこのブログ」とか「外食するならこのサイトで情報収集してから」というような、それぞれのジャンルに特化した情報源をいくつか持っています。

それらのブログやサイトのことを、オーソリティーサイトと言いますが、これって雑記ブログと真逆のことを言っているように思えますよね?

当然、オーソリティーサイトを目指すのであれば、あるジャンルの専門家である必要がありますから、あまりに雑多なジャンルを扱うようなブログだと難しいようにも思えます。

ただし、あまりに限られたジャンルの中で運営するブログというのも、最終的にはネタ切れを起こして成長が止まってしまいます。

私がブログを運営していく上で悩んでいたことの中に、本当に何でも書いて大丈夫なのか?というのがありました。何でも書けるのがブログの良いところだという言葉の意味を、私は正しく解釈しているのか?と。

どうせこのまま運営し続けても成果が出ないんだとすれば、思い切ってオーソリティー化してしまうというのも必要なんじゃないかと感じています。

ブログをあきらめる前にこの本を読んでほしい

もちろん毎日、良質な記事を2〜3つ更新できるのであればそれは素晴らしいことですし、それだけできれば雑記ブログとしてもブログは成長していくのかもしれません。

残念ながら私にはそれだけのことをやり遂げる時間も気力もありませんし、今後も継続してそんな離れ業を行える気がしません(この継続可能性というのはけっこう重要なことだと思います)。

これに加えてSEOの視点から記事を書いたり、SNSと密に連携してバズを狙ったり。

そういったことが今後10年にわたって継続して行えるというのであれば、もしかしたら10年先でも生き残れるのかもしれません。

でも、これらの既存の情報を信じて2〜3年にわたって継続してきたにもかかわらず、思うように成長できなかった私のような状況にあるブロガーであれば、おそらくこの先10年が経過しても望むような結果は得られないでしょう。

成功者は必ずと言っていいほど 継続は力なり と言いますが、それは努力の方向性をきちんと知った上での話です。

これまでの努力の方法で成長できなかったのであれば、ちょっと視点を変えてみる必要があります。そんなときに、この本が示してくれる視点というのは、ある意味で新鮮であり、ある意味では頭の中でうすうす解っていたようなことなのに、まるでこちらの問いがわかっていて、それに対する答えをまとめてるかのように、整然と書かれているのです。

ブログをはじめて間もない人にはあまりピンとこない可能性もありますが、ありとあらゆる情報を調べて実践しているにもかかわらず、中堅ブロガーとしての壁を乗り越えられずにいる私のようなブロガーにとっては、救いの1冊になるはずです。

ブログを書いても書いても成果が出ないというのは、想像以上に辛いんです。この本はそんなブロガーさんにこそ、あきらめて辞めてしまう前に、是非とも繰り返して読んでほしい良書です。

きっと明日から何をすればいいのか、どんなことを考えればいいのか、その方向性が示されるはずですよ。

読んだ回数だけ気づきが生まれる、不思議な本です。ぜひとも3回以上は読んでみることをおススメします!

Posted by 愛媛ブロガー Atsushi(@Atsushi_k0

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