自分が信じるものだけを武器に生きていくにはそれ相応の努力をせよ!

      2017/05/07

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ふと、私が専門学生だったときに恩師が話していたことを思い出しました。今思えば、よく学生にこんな話をしてくれたものだと、ある意味で感心しました。

なぜならその内容は、自分でも信じていないものを教官だからと学生に伝えることが非常に苦しい というものだったからです。

つまり、われわれ学生にイヤイヤ教えていると言っているようなものだからです。普通に考えたら「何言ってるんだ?」ってなるんでしょうけど、今になっては考えさせられるエピソードとなっています。

国家試験に出るからイヤでも教えなければならないジレンマ

私は医療専門職ですから、国家資格を持っています。国家試験は、厚生労働省と文部科学省が数年おきに交代で問題を作成しています。

今の国家試験にどんな問題が出るのかはわかりません。私が受験した時はもう10年以上も前の話ですからね。

それでも、私が受験した当時でも過去の問題集が通用するレベルでしたので、いったいいつから同じような試験問題を使っていたのか疑問ではありました。

医学は日進月歩ですから、常に内容を吟味してアップデートしていくのが本当は望ましいのでしょうけど、そういうわけにもいかないんでしょうね。

結果として、学校では国家試験に出題されるであろう内容をまずは教わります。学生の最終的な目標は国家資格の取得ですから、国家試験に合格しないと話になりませんからね。

そしてそれと並行して、最新の知見などを別枠で教わります。

その教官も、最新の脳神経科学を伝える時は非常に生き生きしていましたが、国家試験に出題されるからという理由で教える、今はどの病院でもやっていないだろう内容については、明らかに教えるときの熱量が違っていました。

やりたいことをやるためには異常なまでの努力が必要

結局、その恩師は今では私の母校である専門学校を退職し、県外の大学で教授として、最新の脳神経科学を伝えています。

まさに自分のやりたいことを伝えながら生きているわけです。

よく やりたいことだけやって生きていくのがカッコいい みたいな風潮がありますが、言うほど容易いことではありません。

その教官だって、我々に講義をしたり研究したり論文書いたりしている一方で、大学や大学院に通って学位を取得し、教授にまで上り詰めたのですから。

やりたいことだけをやって生きていくことは、もちろん可能ではあるのですが、そこに至るまでの苦労話やどれほど大変なのかという部分を語る人はそこまで多くない気がしています。

なりたい自分を強烈にイメージし、それに必要な過程を算出し、着実に実行していく行動力が求められます。

だれでもできるわけではないでしょう。もし誰でもできるなんていう人がいれば、それは嘘っぱちです。

そもそも、意志の強さや行動力なんてめちゃくちゃ個人差があるんですからね。

結果なんて保証できるはずもありません。もちろん私にも無理です。たぶん。

自分に都合よく解釈してはいけないよ

ブロガーやユーチューバーは、楽して稼いでいるような印象を持たれがちですが、その裏では飽くなき探究心をもって、貪欲に知識を吸収し、市場のニーズを分析し、適切な表現方法を吟味して、トライアンドエラーを繰り替えしているから今があるのです。

憧れのブロガーさんみたいになりたくて、なんとなく始めただけで勝手にうまくいくわけではありません。

世の中に、楽して成功するなんてことはないんですよね。

私が学生時代にお世話になったその教官も、生き方で我々に示してくれました。並大抵の道のりではなかったはずです。

甘い夢を見ているみさなんも、そろそろ目を覚ましてはどうですか?

Posted by 愛媛ブロガー Atsushi(@Atsushi_k0

 - 雑記

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